2018,12,10, Monday
東讃の津田町で、「讃岐三白」のひとつとして知られる「白下糖(しろしたとう)」づくりが始まった。江戸時代から240年間、伝統の味を守り続ける山田家5代目山田泰三(60)さん家族が、早朝の5時から作業を開始。地元でとれたサトウキビの搾り汁を煮詰める工程が進むほどに、大釜のある作業場は、甘い香りが漂う。
私も見学したことがあるのですが、今でも古式豊に古来からの製法をほとんど踏襲している。違うところは、釜を過熱する熱源ぐらいか。作業は来年1月中旬まで続く。今年は台風の影響でサトウキビの収穫量が少し落ちたものの、例年並みの10トンほどの白下糖が生産できる見込み。 実はこの白下糖、わが社の「顔瓦せんべい」にも入っている。その含有程度は知らないが、独特の甘みは、この白下糖が持つ独特のモノ。プチ自慢で申し訳ありませんが、もう30年も前になりますか、2軒あるくつわ堂の内最初は「くつわ堂総本店」で、製作をお願いし、その時に今の似顔絵焼き印を創りました。 今では、もう一軒の「宗家くつわ堂(田村日出男会長)」にお願いしています。途中に工夫を加えたのですが、それに呼応してくれたのが田村日出男様でした。パスポートサイズの瓦せんべいを所望したのですが、老舗では変化は大変な変革のようです。今年の高松市・トゥール市姉妹都市提携30周年記念事業にも、フランスへ持ち込みました。 高松に駅ができ、宇野(岡山県)と高松の間の宇高連絡線が就航すると、高松は四国の玄関口として人がどんどん集まるだろうと予想しまして、土地の特産物を使った名物としてお買い上げいただけるようなお菓子を作ろうという発想から出来たのが「瓦せんべい」です。瓦の形は玉藻城(高松城)の「そで瓦」を型どったものです。 讃岐三白のひとつ砂糖には、この白下糖と讃岐和三盆があります。学術的なことはわかりませんが、いま香川大学で研究が進んでいる「希少糖」へつながっているのかも知れません。宗家くつわ堂のホームページには、明治10年田村正一の創業とあります。変わるモノと変わらないモノ、ベストマッチのひとつが讃岐銘菓「瓦せんべい」。 宗家くつわ堂へここから |
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