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2回目の調査でも産廃がまだ5トン豊かなはずの豊島で
香川県土庄町(小豆島と同じ)豊島(てしま)で始まった産業廃棄物の有無を調べる2回目の追加調査で、県は19日、ドラム缶と見られる金属塊25個(計約9トンが5トンと訂正された)が見つかったと発表した。現場は、4~5月に実施した1回目の追加調査で掘削していなかった場所で発見された。

そもそも県は、公害調停期限の昨年3月末までに豊島産廃を完全撤去して、直島に新設した溶融炉で処分を完了していた。もう無いと考えて、溶融炉は既に解体している。それでも県は、追加調査で出てきた産廃を、県内の民間施設で処理し、最後は直島の三菱マテリアルへ運び、最終処分をする方針を発表したばかり。

島民は、「無いことが前提」の調査だと思っていただけに、ショックを隠せない。地下水の浄化に向けて今後どうすべきか考えていかなければならないと頭を抱えている。豊かなはずの島に、更なる苦痛をもたらす産業廃棄物。どうしてこんなことが起こったのかと、改めて考えてしまう。

40年前の1978年、ミミズ養殖による土壌改良剤化処分業としての香川県許可を得て事業が始まったものの、1980年から関西方面からの産廃業者が不法投棄を始めたものです。長く裁判で争った結果、民間業者の不法投棄を許可をした香川県が民間業者に替わり、搬出処理しているものです。もちろん廃棄業者は、廃業したりしていません。

1978年の許可となれば、その前から準備をしていたのだろうが、この年の12月には地元の大平正芳元総理が誕生し、翌1月には第2次石油ショックが勃発している。関西方面から搬入されたと言うが、己の商売のためなら人の生活苦などクソくらい、時間がたてばまさか自然に帰るとは思っていなかっただろうが、それにしても自然美、多島美を誇る瀬戸内海の島にひどいことをしたものだ。

今後も恐らく繰り返されるだろうと思われる、「豊島の産廃問題」。県はこの際島の空き地すべてを掘削するぐらいの覚悟で臨まないと、汚点を残したままになる。それにしても、業者責任は大きい。私も土地や家という、人々の営みの元を商いのネタとしている。目指すところは、親が付けてくれた名前に恥じない努力精進。

松野は、「松=木で家」を、「野=野原つまり土地」を扱うための家と私は勝手に考えている。そして誠寛は、誠実に寛大に仕事をする。誠実は想像に難くないと思われるが、「寛大」はこれも大きい。不動産取引にあっては、法律上は「買います売ります」で契約が成立し、契約書も手付金もいりません。しかし現場では、買うと言ったものの親の反対や住宅ローンがつかず、やむなく断ってくることがあるのです。

そんな苦い経験を多くした私は、「買います」という意思表示があっても、販売活動を止めないという方法に思い当たりました。2番客3番客だと断って、買客を探すのです。2番3番があると、1番客が飛んでもニコニコしていられます。もちろん正式に契約して、手付金が入れば、販売活動は終わり、ネット情報も落とします。

この方法を編み出して、これは勿論仲介業者もありがたいのだが、売主にとっても地獄に仏になる。「売れましたが、キャンセルになりました」は、ショックが大きい。ある意味「三方よし」の思いつきかなと、ニンマリしています。また寛大は、優しくなることでもあると思っています。

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| 社長日記 | 09:55 AM | comments (0) | trackback (0) |

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