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新県立体育館設計業務SANAAと香川県が設計契約を締結
高松市のサンポート高松に、2023年度の完成を目指している新県立体育館の基本・実施計画業務について、香川県は14日、コンセプトを評価した6月の公募型プロポーザル審査で最優秀に選ばれたSANAA(東京)と2億8998万円で契約したと発表した。この体育館は、スポーツ競技はもとより、イベント会場アリーナとしての利用が、大いに期待されている。

高松に、大型アリーナはない。香川県全域でも、野外会場でやっている「モンスターバッシュ」は若者にも人気があって、県外からも何十万人の観客を集める。あれは野外で盛り上がれば、多少の雨も厭わない仕掛けで進むが、コンサート会場としては、屋根が必要だ。サンポート高松の立地は、旧高松港の宇高連絡船波止場付近を埋め立てて作り、国際会議場やサンポートホール、クレメントホテル高松などが集積する一等地。

そこにはJR髙松駅や、離島フェリーの発着場となっていて、私鉄コトデンも乗り入れている。今やJR髙松駅は、鉄道駅の機能と高速バスのステーションとしても、活躍している。アリーナの立地としては、ここしかないという場所にある。現存する県立体育館は、丹下健三氏の設計になるもので、利用は中止しているが県としては建築遺産として、壊すに壊せない代物になっている。

丹下健三氏は、建築家。愛媛県生れ。東大教授。代表作は広島平和記念資料館・東京オリンピック国立屋内総合競技場(代々木体育館)・東京都庁舎などを手がけた。文化勲章。(1913~2005)という偉人で、香川県の当時の金子正則知事(戦後、1946年に東京控訴院部長となって翌日付で退職し、郷里の丸亀市で弁護士を開業した。

翌1947年に香川県副知事に就任。1950年に、香川県知事選挙に出馬し当選。6期24年にわたって知事を務めた)と親交があったようで、旧香川県庁舎も丹下健三氏の設計になる。しかし今となっては、面影を残すのに多額の耐震補強費を要しているが、県民の多くは残すことに賛成している。

今回のプロポーザル審査で選ばれた、SANAA(東京)には、世界的に活躍する妹島和世氏、西沢立衛氏らが所属する設計事務所。併せて170億~190億円の建設コストの管理や基本計画の諸条件を守ることも義務づけている。私は、高松の玄関口のランドマークだけにここ一番、多少の出費は必要だと大いに賛成する。

シンガポールのマーライオン、オーストラリアシドニーのオペラ座、一目瞭然の建築部になることを期待している。賛否両論あることは承知しているが、サンポート高松に位置する国の合同庁舎も1号館2号館と完成し、国の出先はほぼすべて収容された。「無駄だ」という意見もあるが、これで四国内の出先は「郵政」と「林野」を除いて高松の合同庁舎に結集した。

私は最近、中国地方の結集が広島市から岡山市へ移りつつあるように感じています。もちろん国の出先関係では依然として広島優位ですが、民間のイベントでは公共交通網や高速交通網の関係、またJR岡山駅周辺の施設整備などから、岡山で開催されることが増えています。四国から、山陰方面からも行き来しやすいのです。高松の場合は、日本一小さな香川県の県都、この利点結集がより求められると思う。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4331 |
| 社長日記 | 09:19 AM | comments (0) | trackback (0) |

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