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人生100年は希有ではなくて日常に
厚生労働省は10日、社会保障審議会の年金部会に「人生100年時代」を象徴するような、今年満48歳となる1970年生まれ以降の女性は、その後頑張って65歳まで生きたら、3人に2人がさらに90歳まで長生きするデーターを示した。これは、厚生労働省や国立社会保障・人口問題研究所(社人研)のデーターを基に推計したもの。

先に小欄でも紹介した、「未来の年表人口減少日本でこれから起こること」でも、この傾向は紹介されていた。90年生まれ(現28歳)の男性が65歳まで無事過ごした、それから90歳まで生きる確率は44%、さらに女性は69%。50年生まれ(現68歳)は、65歳を過ぎると男性で35%、女性で60%が90歳まで生きる。男女とも、年齢が若くなるほど長生きする確率は増すとしている。

しかし食生活の悪くなっている若者層が、果たして本当に長生き出来るのかという心配は別にして、年金部会としてはそう判断せざるを得ないだろう。食生活の乱れや自然環境の悪化は、データーとしては現れない。従ってこれをマイナス因子として、考えることはあっても数値化することは今の段階では無理がある。

部会では、「今の75歳は昔の65歳くらい元気だ」とか「高齢者を65歳でなく75歳と捉えても良いのではないか」という意見も出たと言う。先の「未来の年表人口減少日本でこれから起こること」でも、75歳高齢者という呼称は提案されている。同時に「生産年齢人口」が、15歳以上から65歳未満という下限は、改めたら良い。15歳から働く人は、極めて少ない。

政府もにわかに高齢者の定義を改めて、75歳まで働けと推奨してくれている。政府の後押しはありがたいことだが、本音は年金支給年齢の先送り?かも知れないが、高齢者に生きる希望と役割を与えてくれるのはありがたい。だけど、ない袖は振れないという無責任さは、全うに年金保険料を払い続けたわれわれの逆鱗に触れる。国民はもっともっと、政治に関心を持つべきだ。アメリカのように。

確かに私のような自由人は、代表取締役会長として薄給をもらい、確かにある部門ではいくらかの貢献をしているが、それでも好き勝手に生かしてもらっている。しかしあの首都圏の混雑の中、70歳や75歳まで働けというのは、いかにも苛酷で共産圏でもそれはないでよ。日本が抱える少子高齢化問題、そのまま社会全体が「戦略的縮小つまり規模が小さくなれば」、ある意味世界一平和な国家になるとも思うのです。


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| 社長日記 | 08:22 AM | comments (0) | trackback (0) |

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