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国際ソロプチミスト高松チャリティー映画会「歓喜の歌」
ソロプチミスト高松が、このところの数年、サンポート高松小ホールで映画会をしています。ソロプチは、女性メンバーだけの世界規模の社会奉仕団体です。ライオンズクラブとはまた違った奉仕活動をしていますが、地域活動では被るところもあり、相互に協力をし合っています。とは言いながら、世話になるばかりです。今日は平日の昼間、ライオンズクラブメンバーは、映画鑑賞とはなかなかなりません。

私は特に他ライオンズクラブや、他団体に無理を言うことが多いもので、第一暇していますからこんなアクティビティーには、出来るだけ協力するようにしています。今日もチケットを買いながら、来られないメンバーが多いのですが、私はかみさんに頭を下げて、来て貰いました。この時間暇している、綺麗なお嬢さんを連れて行く方法もあるのですが、ソロプチミスト高松のイベントに、綺麗な人と行くのは禁じ手です。

古手社員さんに、「私は平日の昼間、仕事をさぼって映画を観ているわけではありません。これも仕事です」と言い訳をしながら、映画を堪能しています。落語家の立川志の輔さんが原作と言うだけあって、どこにでもある地方の人情話です。そのすべてが「日常」です。それでいてここだけを切り抜きされたような、インパクトのある映画に仕上がっています。でも、10年前の映画であります。

全国的に街の映画館が、本当になくなっています。台風禍の金沢でも、JR駅前のイオンシネマで映画を観るという発想をするくらい、映画は小劇場に収斂されています。それに併せて映画も製作規模の少ない、ありふれた日常を描いたものが多くなっていると思います。それでいて俳優は、大手製作会社の出番が少なくなって、このような映画やCMにも大物俳優が出演しています。だから、実に面白い。

「歓喜の歌」のあらましは、ある年の大晦日を控えたある日。大晦日の公民館のホール予約で2つのママさんコーラスグループの予約がダブルブッキングされていたことが発覚する。2つのグループの名前が似ていたこともあり、公民館の職員が気づかず予約登録していたのだった。この事態に怒るコーラス団員たちに対し、公民館の主任は責任逃れを続けるばかりだったが、あることをきっかけに公演を成功させようと奔走することとなる。

結果的には、2チーム合同でコンサートを開催し、最後の歓喜の歌で大変盛り上がります。その過程で、主役や準主役の人生模様が繰り広げられます。その駄目男の飯塚正(みたま文化会館主任)を、小林薫が演じています。実に上手い俳優さんですね、その他私が知るだけでも、安田成美、由紀さおりと安田祥子姉妹、浅田美代子、藤田弓子、笹野高史、片桐はいり、渡辺美佐子、はたまた立川志の輔の師匠立川談志までも、2008年2月に、松岡錠司監督で映画化された作品でした。

キャッチコピーは、「きっとあなたの心にあかりを灯す、笑いと涙の音楽喜劇」。その通り私も笑い、また涙しました。歓喜の歌を歌ってハッピーエンドで盛り上がるのは想定内ですが、会場が手狭で2チームのチケット販売者数を収容しきれないというトラブル判明。晦日・大晦日のことで、改修工事をする業者がいない。候補の会社も今から全社員でハワイ慰安旅行へ行くというその時、安田成美さんが介護をしている「まだらボケ患者=渡辺美佐子」がここの社長の母親。「ハワイ旅行はダメ」の一声で、改修工事が始まります。

あり得ないことですが、舞台の両側にも仮設観覧席を設け、観覧予定者を収容してしまう。だめ館長が、仕事場とそれを観ていた離婚寸前の家族との絆を、新しく構築することになります。何とも観ていて、心が温かくなる「歓喜の歌」でした。ソロプチミスト高松さん、シネ・コム映画観隊・石田孝文さんありがとうございます。


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| 社長日記 | 09:17 AM | comments (0) | trackback (0) |

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