数日前にバッテリーを交換して、まだまだ1~2年の使用には耐えられると高をくくっていた矢先、ガラ携の呼び出し音は不通、待ち受け画面も出なくなって、これは通話に支障が出ると心配して近くのドコモショップへ駆け込みました。私もついに、スマートフォンに機種変更になりました。
社員のアドバイスで、交換バッテリーの購入は手配していて、交換したばかり。それがスマートフォンに合うわけもなく、結果は無駄な抵抗に終わりましたが、通話だけを考えるとガラ携が使いやすい。私はどちらかというとパソコン派で、タブレットとかスマートフォン派と少し価値観が違います。しかしここへ来て、もう一度ガラ携と言う選択は、流石に出来ませんでした。
以前からWi-Fiルーター機能を求めて、格安スマートフォンは持ち歩いていましたが、通信機能以外はたまに地図や乗換案内を見る程度、毎夜充電だけは欠かさないと言う程度の使い方。従ってスマートフォン本来の便利な機能も理解しないまま、今日まで来ていました。そんな中、突然の機種変更で、通話機能の使い方も分かりません。
若い社員にたちまちの通話方法や、LINEの使い方程度を学び、会議研修の際のマナーモード程度を理解し、さてどうするか考えました。最近の流行ですか、充電器も別売、取扱説明書もインターネットから100ページ越の枚数をダウンロードして使うようです。分かっている人はその項目だけを見たら理解するのでしょうが、私は印刷物が良い。
そこで考えました。宮脇書店本店(レインボー通り)へ行くと、解説書が売られているのではないか。パソコンも、新機種が出ると攻略本が出ます。パソコンより使用者が多いスマートフォンに、解説書がないわけない。そうなんです、宮脇書店にありました。写真者完全対応「完全マニュアル」、価格は1100E。そう高くはありません。
取扱説明書よりこの「完全マニュアル」が、見やすいし、何とか理解も出来そうです。致し方なくスマートフォンを選択した皆さん、宮脇書店2階には、いろいろな攻略本が出ています。思わぬヒントが、盛りだくさんです。
それと蛇足ですが、菅義偉官房長官が「国内の携帯電話料金は4割減でちょうど良い」発言をしたことについて。そもそも電電公社が100年間守ってきた牙城を、第二電電らが34年前に参入し、その時は電話料金を安くしたいという思いからでした。それが現在、NTTドコモ、au、ソフトバンクのキャリア3社が独占して、私も確かに安くないと感じています。
来年には楽天が参入して、4社で競争原理を発揮して電話料が下がれば良いのですが、どうも簡単には下がらないのではないかと思う。日本人のほとんどがスマートフォンを使うようになれば、通話機能とは別にサービス料が知らない間に付加されていて、有無を言わせない、分からないままに高額な合計使用料になりかねない。
先のキャリア3社の合計利益が2.2兆円を超えて、トヨタ自動車の利益より多いとなれば、儲けすぎとは言えないまでも、2割程度は減額の方向で検討しても良いのではないだろうか。それと契約から2年間解約をすればペナルティーを課すというのも、手前勝手な気がする。