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漂流バイト農村救う3万人四季追い列島巡る
日本経済新聞によると日本の農業は、毎年6万戸ずつ減っているという。2015年に132万戸で、30年前の4割だという。高齢化や担い手不足が深刻化するなか、全国を渡り歩く「農業アルバイト」が貴重な戦力になっている。JAにしうわ(愛媛県八幡浜市)は16年から、JAふらの(北海道富良野市)やJAおきなわ (那覇市)と農業バイトを季節ごとに紹介する仕組みをはじめた。

秋にミカンを収穫し、冬に沖縄、春から夏にかけて北海道で過ごせば、1年間を通じて働ける。都会での生活になじめず、将来に惑う20代、30代が全国の農村を渡り歩く。さまざまな事情を抱えながら人手不足の現場を支える「農業バイト」の数は、実に3万人にも達すると言われている。

その一人の広井崇さん(37)、沖縄の離島で砂糖の袋詰め作業を終えた3月から愛媛県宇和島市内の寮に入り、ミカン農家の松本洋さん(56)の1.2ヘクタールのミカン畑へ毎日通っていた。「馬力があり意欲もある。お世辞ではなく来年も来てほしい」と松本さんは言う。松本さんの2人の娘さんは、県外へ出た。毎年頼んでいた地元のパートは、70歳近くなって昨年引退した。

寮はJAが管理していて、寮の住人が働くミカン畑はそれぞれ違う。朝は農家の迎えで三々五々出勤。夕方仕事が終わり、寮に戻ってからは酒を交えて次の「職場」の情報を交換し合う。広井さんは各地で出会った農業バイト達を、「農業に本気なのは2割、8割は訳ありかリゾートバイト気分。稼いだら数ヶ月海外で過ごす人も多い」。

農業の求人情報に特化したサイト「第一次産業ネット」の登録者数は現在、約6万人。運営するライフラボ(東京・港)によると、毎月1千人規模で増えている。JAにしうわの担当者は、こうした季節労働の「農業バイトが「全国に3万~3.5万人いるのではないか」と推計している。

かつて若者たちは都市へ向かい、農村は衰退した。今、その子ども世代が農村に漂着し、自分の可能性を広げていた。大半は時給千円以下だというが、納税はどうしているのだろうか。働いて納税するなら、生活保護もらってプー太郎するという若者よりは貴重な存在だが、職場に真摯に向き合っているなら、社会にも真摯にいてほしい。


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| 社長日記 | 09:04 AM | comments (0) | trackback (0) |

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