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第153回香川日経懇話会例会
私は日経懇話会の会員ではありませんが、本日講師の田村正之さんの御尊父(田村日出男様)より代理出席を許され、厚かましく高松国際ホテルへ来ています。何人か既知の会員さんもおられますが、コンパニオンさんにも「まつのさん日経会員だった」と言われる始末。流石に人の動きを熟知している香川バンケット、恐れ入りました。

田村正之さんは、日本経済新聞社編集委員兼紙面解説委員という肩書きで、東京本社勤務であります。私も田村日出男様を通じて、面識があります。また著書は、御尊父を経由してすべて読んでいます。大変よく売れているようですが、私が自腹で購入したものは一冊もありません。それでも感動したものは、友人にもアマゾンを使ってプレゼントしています。

本日のお題は、「老後貧乏にならないための3つの法則」。「イデコ」と「ニーサ」と「つみたてニーサ」が非課税であることから、これら公的優遇制度を上手く使って、90歳100歳まで生きる老後の生活資金を捻出したらというアドバイです。20年間で、550万円もの差が出るとも書かれています。

良く勘違いするのですが、「平均寿命」はゼロ歳児が何歳まで生きるかという平均値であり、私たちのような65歳児は先に書いたように、もっと生きて、生存確率25%は2017年で男性90歳女性94歳、2060年には男性93歳女性98歳と予想されています。私は85歳まで生きることに決めていますが、今日の話ではもっと生きそうです。

このように長生きを想定しても、日本の年金制度は終身ですから、また多少のインフレには対応がされていて安心ではありますが、制度全体の資金が枯渇しそうになったら、これは心配です。しかしこの心配は、日本国がなくなったらと言う仮定と同じで、経済の話では想定しにくい。

今の公的年金制度が維持されていると考えて、国民の選択肢は、年金の受け取り開始年齢を60歳にするか65歳にするか70歳にするか程度の、選択でしょうね。それから話の中で印象的だったのは、夫婦揃って厚生年金に加入しているのが老後の一番の安心というくだり。なるほど、ダブルインカムは強い。私などは夫婦どちらかの公的年金に足して、私的年金(賃貸家賃)を受けとる手当を若年の頃から手当てしましょうと訴えていた。

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」は、加入者が月々の掛金を拠出(積立)し、予め用意された金融商品で、運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ります。投資が嫌いだという人は、積立だけの選択も出来ますが、最大のデメリットは老後資金だからと言うくくりで、60歳になるまで、引き出すことはできません。また積立も60歳までですから、若者向けであります。
1. 積み立てするとき「全額所得控除」の対象になります。
2. 運用するとき「運用益非課税」です。
3. 受けとるとき「公的年金控除」「退職所得控除」の対象です。年金として受けとる場合には「雑所得(公的年金等)」となり、公的年金控除が適用されます。一時金として受けとる場合には、退職所得控除として課税され、退職所得控除が適用されます。

比較検討対象として、「一般ニーサ」と「つみたてニーサ」があります。2014年1月から「NISA(ニーサ)〔=少額投資非課税制度〕」がスタートしました。そして2023年に、制度が終わります。日本人の「投資意識」を高めようとしているため、早くやらないと損ですよと呼びかけています。

ちなみに、“NISA(ニーサ)”は、イギリス発祥の「ISA(個人貯蓄口座)」の制度を参考にしているからです。日本(N)のISAです。どちらの制度も魅力的だから、両方同時に使いたいと思いたくなります。しかし、両方同時に使うことはできません。ただし、2018年は『つみたてNISA』、翌年は『NISA』という切り替えはできます。

このほか自営業者向け老後資金形成制度では、「国民年金基金」と「小規模企業共済」があります。優遇制度を上手く使うと20年後30年後の老後資金に大きな差が出ます。私は田村正之さんの語りや書き物がうまくマッチしていて、2018年1月に日本経済新聞出版社から「税金ゼロの資産運用革命」が上梓されています。今日の講演内容が、すべて網羅されています。




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| 社長日記 | 10:12 AM | comments (0) | trackback (0) |

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