■カレンダー■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024年03月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2249813
今日: 1571
昨日: 2220

思い邪なし
毎日新聞の経済欄(10月5日朝刊は8頁)に、北康利作表題の記事が今月3日から掲載されています。京セラ創業者・稲盛和夫氏の半生を描く120回シリーズのようです。盛和塾生は、稲盛和夫塾長の半生はよく知っています。しかし読むと、より詳しく書かれていることに改めて驚きます。

例えば10月5日(木)3号では、いよいよ就職先の松風工業を退社して8人で京セラを立ち上げる際の様子が書かれています。「今日の感激を忘れんように誓いの血判をしようやないか」ということで、早速紙が用意され、誓詞が書き上げられた。稲盛は用意した安全カミソリを握りしめ、躊躇することなく小指の腹にあてた。

その瞬間、鮮血が噴き出した。慌ててハンカチで押さえたが、数滴が指の間をつたって畳に落ち、吸い込まれていく。興奮のあまり深く切りすぎたのだ。このあたりも既に単子本で紹介されているところだが、こうして紙面で見ると、一層その臨場感が伝わる。

私も盛和塾本部事務局からの周知でこの件を知り、急遽、毎日新聞の購読を始めました。私の新聞の選定は、実にいい加減なもので今は「産経新聞」ですが、その前は「読売新聞」でした。春の選抜大会の頃は毎日新聞が、夏の甲子園大会の頃は朝日新聞がやって来ますが、ことごとくお断りして、困った時は四国新聞を頼っています。

タイトルの「思い邪(よこしま)なし」は、論語為政より引用したと書かれていますが、稲盛和夫塾長から「思い邪(よこしま)なし」の言葉を聞いたことがありません。しかし、言わんとするところはいろいろな場面で表現されていて、例えば「動機善なりや私心なかりしか」と類似しています。紙上に掲載されている写真は、見たことのある写真です。

勉強が足りないこともあって、盛和塾香川でも「機関誌マラソン」がスタートしています。1992(平成4)年4月の春(創刊)号からの「塾長講話」を読んで、レポートを班員全員に提出します。毎週1号です。最初は少々貯め稿もあって余裕があったのですが、20号ともなると1週間は実に早いのです。

ぴかぴか入塾生の頃に読んだのですが、レポートにまとめることを前提に読むと、読み込み方が違ってきます。新たな気づき、実践不足を痛いほど感じます。稲盛和夫塾長が安全カミソリの刃のあてすぎで鮮血を流し、それを誰もが驚かず、また追随して押していく。こうして京都セラミック(現京セラ)が誕生したのです。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=3917 |
| 社長日記 | 08:36 AM | comments (0) | trackback (0) |

PAGE TOP ↑