2025,07,03, Thursday
6月末のライオンズ期末を以て、L長尾光春が退会し、代わりにL井手敏之が誕生した。同じ会社での勤務移動で、二人はあなぶきエンタープライズの所属です。ここの社長は三村和馬さんで、彼も元メンバーであります。地場大手のあなぶきグループは、地味ではありますが、有能な人材を地域活性化を目指す組織に提供してくれています。今日の主役のL長尾光春も、その中でも本当によく働いてくれたメンバーの一人でした。
高松栗林ライオンズクラブは、『青少年の健全育成』という発足時からの理念に基づき、『子どもカルタ大会』に始まり『奨学金制度』、そして集大成として30年間『高松冬のまつり』の主管をやって来ました。その後は、『子どもサミット』『街角ピアノ』などに取り組んでいます。遡れば『小児糖尿病せとっ子の会』支援は40年間、途中中断もありましたが、取り組んでいます。 また国際協会が100年前の設立以来言い続けている『献血奉仕』は、地味ですがクラブ発足から継続するアクティビティ(奉仕活動)です。特にL長尾光春はこの献血担当委員長として、年に数回日本赤十字社高松と話し合いをして、『献血DAY』に取り組んでいました。私も自らが採血できなくなって、確かに腰が引けています。 血液は、この医療技術の進歩の中でも生成する事が出来ない唯一無の神から与えられた生命の源の一つです。献血という古来からのやり方のみが、人の命を救うのです。私もこの年でも注射は大嫌いですが、献血は49回しました。ライオンズクラブで献血の機会を得て、「怖いながらも」続けてきましたがもう限界です。もう1回で金字塔ですが、2回失敗しました。若い社員を昼飯で勧誘したこともありましたが、それにも限界があります。 献血は人間の本来持っている優しさの発露であり、本人の自覚のみがやるかやらないかを決めるカードです。より多くの健康な人に呼びかけて、いま余裕があるなら200cc(今では400ccが主力)の献血をお願いできませんかと、声がけするだけの仕事ですが、L長尾光春は参加ライオンが少ないときでも呼びかけのプラカードを持って、丸亀町商店街アーケードに立っていました。 その他でも海ゴミ回収ボランティア活動にも参加し、サラリーマン会員でありながら、われわれ以上の活躍でした。入会が2016(平成28)年7月例会、11人の新会員達成会長・浮田和也執行部の確か第一号会員だったと思います。たかが一人、されど貴重な一人でした。彼は退職後の再雇用で、あなぶきエンタープライズにいます。人手不足には、貴重な予備要員であります。ひとまず労をねぎらい、送別とします。 |