2025,06,12, Thursday
武下重美仏生山商工振興会会長が総会冒頭の挨拶で、「商店街は瀕死の状態です」とまさかの素直な気持ちを吐露して、会員減でシャッターが降りたままの商店が昨年もまた何軒か、代表者としては悲痛な叫びです。確かに法然寺の行事や、菊人形展などのイベントを仕掛け、先人は南部の中核都市を今のように行政が言う前に厳然たる経済圏として確立し、長く継続してきました。
個店がスーパマーケットに駆逐され、小中スーパマーケットが大型店に収斂され、それさえもこの先クラウド最大手の米アマゾン・ドット・コムなどの通信販売店舗との戦いになるでしょう。この流れには地方の商工業は、全く立ちゆかなくなります。さりとて手がないわけではありません、来賓挨拶で平木享県議は、「仏生山町は江戸初期、徳川高松藩初代藩主松平頼重公が産業振興を図った土地柄」というように、特色のある土地柄です。 「ポテンシャルが高い仏生山町」で、今でも産業振興の種はあると私は考えています。その意味でも、今日の懇親会会場元アジールですが、現シェフの料理に大きな希望を持ちました。街づくりを飲食を中心に流行らせて、法然寺や仏生山温泉や民泊施設でつなぐと、観光施設として成り立つように希望を持っています。私も後期高齢者ですが、若者と馬鹿者とよそ者と知恵と多少の呼び水程度の資金を出すジージ達がいて、私はまだ諦めていません。 本日は平木享県議はじめ、仏生山支店のある金融機関からの代表が4名、こんな限られて商圏に昔から銀行さんが多くあります。銀行さんにも当然人肌脱いで貰います。高松市内の旧商店街は、『奇跡の復活』を遂げています。北部の8町商店街と南部の仏生山町周辺を散策するコースも、出来るかもしれません。どの組織も人不足で、会員減が止まらない状態ですが、日本一を目指すわけではありません。やり方はあると思います。 実際、地域の子ども達は増えています。仏生山小学校も竜雲中学校も、竜雲中学校は四国一と聞きます。若者はいます。そんな夢を抱きながら、足元の年度計画をこなしていきます。武下重美仏生山商工振興会会長には、老体で疾患を持ちながらの日々ですが、今少し後継者が現れるまでがんばろう力を合わせて。 |