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2月7日は北方領土の日4島は日本国領土だがなんともしがたい
もうすっかり国民の関心が薄れている感じがする『北方領土』ですが、本日2月7日は日本国政府が定めた『北方領土の日』。1981年(昭和56年)に政府が、閣議決定しました。この日は、1855年(安政元年)に日露和親条約が締結され、日本とロシア(当時はロシア帝国)が国境を確定したことを記念しています。記念日の今日政府や関係団体は、『北方領土返還請求全国大会』を都内で開催しました。

大会は11時から行われ、大会の様子はビデオ配信もされていたが、それを観ている人もわずか。全国の地方紙にも告知がされていたが、改めて関心が薄れていることを印象づけた。私もくいるように観たわけではありませんが、元島民は戦後80年で、高齢化も進み一日も早い墓参を訴え、それに呼応するように若者が発言をしていました。

訪米中の石破茂首相はビデオメッセージを寄せ、「戦後80年の今もなお領土問題が解決されず、ロシアとの間に平和条約が締結されていないことは遺憾だ」と強調していた。同時にロシアに、交流事業(元島民の墓参) 再開を求める意向も示した。石破茂首相には、この時間は米トランプ大統領との会談中で、行き詰まるバトル合戦が繰り広げられているようだ。

またこの北方領土問題と平行して、北朝鮮を相手にした『拉致問題解決』も抱えている。諸問題があるにせよ石破茂首相が取り組む課題は、何と言っても『日米関係』だろう。すべてがこの一点にかかっていると言っても、私は過言ではないと思っています。ドナルド・ジョン・トランプ大統領と安倍晋三元首相の関係は言われているように蜜月だったかもしれないが、死んだ人は過去の偉人。私は石破茂首相に、次を大いに期待する。

さて次の北方領土問題は、日本とロシアの間で続く領土問題で、現在ロシアが実効支配している「北方四島」(択捉島(えとろふ)、国後島(くなしり)、色丹島(しこたん)、歯舞群島(はぼまい))の帰属をめぐる対立です。1945年の第二次世界大戦終結後、ソ連が北方四島を占領。日本はサンフランシスコ平和条約(1951年)で千島列島の放棄を宣言したが、北方四島は千島に含まれないという立場をとる。当然日本は、北方四島は日本国領土と主張している。

1956年の日ソ共同宣言で、色丹島・歯舞群島の返還が合意されたが、最終的な平和条約は未締結のままになり、1990年代以降は日ロ交渉が繰り返されるも、進展は見られず、現在はロシアが四島を実効支配し、日本は四島の返還を求めている状態が続いている。このあたりの攻防は、浅田次郎氏の『終わらない夏』に詳しい。

ウクライナ侵攻以降、日本とロシアの関係は悪化しており、北方領土交渉は停滞しています。ロシア側は「領土問題は存在しない」との立場を強調し、日本の主張を拒否しています。四島に住むロシア人に対して政府は、税制優遇までして定住を推進し、返還交渉の人間の盾として使っている。私の感情として、アメリカ合衆国は沖縄や小笠原諸島を返還してくれた、ソ連(現ロシア)はへらこげに北方四島を死守し、ウクライナまで侵攻している。

やはり与するのは、何を言い出すか分からないリスクはあるとしても、アメリカ合衆国であり、ドナルド・ジョン・トランプ大統領と言わざるを得ない。ぽんぽん言うトランプ大統領と、ぼそぼそ言う石破茂首相、案外利害関係を梃子にして友好関係は多少なりとも進展するのではないですか。石破茂首相に期待しています。


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| 社長日記 | 10:17 AM | comments (0) | trackback (0) |
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