2025,01,21, Tuesday
高松琴平電気鉄道(高松市)は17日、琴平線太田-仏生山駅間の同市多肥上町に整備を予定している新駅の名前が『多肥』に決定したと発表した。計画中の同区間の複線化完了に併せ、2026年度の開業を目指す。新駅『多肥』は、県道太田上町志度線の高架脇に整備されることが数年前、『伏石駅』計画と同時に発表されている。一向に計画の実施が見えない中、大丈夫かと心配していました。
当時は新駅建設に20億円と言われていましたが、多肥新駅舎の整備費は7億9千万円で、国県市の補助金を充当する。このほか高松市が、新駅舎周辺の駅前広場を整備し、バスターミナルや駐輪場を設ける。新駅の1日あたりの利用は、約1900人を見込んでいる。昨今宅地造成が進み、新築住宅が目白押しの多肥小学校校区、新駅の開業が待たれる。ちなみに多肥小学校は、四国一の生徒数になっています。 駅舎は20年前に開業した『空港口駅』のように、高架道路の下の線路沿いに駅舎が建設される。問題はこの付近が旧市街化調整区域で、都市計画が十分に見直されないまま駅舎建設が予定されている。高松市施行案件は許認可が関係なく進められるが、つまり駅舎が出来ても、周辺に商業設備が出来にくい規制がある。不動産業界へのモニタリングももう数年前になされ、準備も整ってきたはずだが。 超高齢化社会、私も80歳運転限界説者の一人で、そうであるなら今からでもコトデンに乗ることを心がけたいと動いている。駅が増えたら、間違いなく乗降客が出来る。不動産業界は、所有・賃貸の別なく潤う。『多肥』の名前にちなんで、地域の多くが豊かに肥えるように、祈念してやみません。乗降客が増えたら、15分間隔の運行が7分になったり、終電車が1時間延びたりしないかな。 電車利用は車との雌雄対決で、高齢のためまた障害がありマイカーの運転が出来ない人などは電車しか選択肢がないから当然電車を利用する。問題は選択肢がある人で、ここには利便性や損得勘定が取りざたされる。狭い香川県の高松市、電車の整備には恵まれたところがあると思う。玉子が先か鶏が先か、コロンブスの卵も加わり、思案されるところであります。 |