2025,01,02, Thursday
やっぱり青学大の『フレッシュグリーン』が強かった。往路107.5㎞が終わってみれば、堂々の1位。第1走者が予想外の10位から、王者青学大は徐々に順位を上げて4区を終えて45秒差の2位までたすきをはこんで来た。最後の5区は『山登り』の20㎞余、ここまでこれまた予想外の先頭の中央がそのままトップと思われたが、連覇がかかる青学大が登りで中央を捉え、逆に1分47秒の差をつけて往路優勝した。
競技スポンサーに、空気清浄機の『エアドッグ』があり、青学大の原晋監督がこれを学生寮に導入し、青学大は強くなったとCMで言いきっている。これで負けたら「どうする原さん」と心配したのだが、毎日一緒に生活している生徒は原監督を見捨てなかった。5区スタートして10㎞あたりで、青学大が中央を抜き去った。ここまで青学大は箱根に強いのか。苦しそうな顔をしながらも、簡単に抜き去る。 過去にも山の神と呼ばれる、登りのスペシャリストがいた。初代が、順天堂の今井まさと選手だが、若林宏樹選手がこれを超えた。世の中スピードアップの時代とは言いながら、人の体はそう大きく変わることはない。心臓が2つある時代になることもあるまい。それなのに鍛錬の成果で、これほどまでにタイムを短くするものだろうか。 大学駅伝の3冠と呼ばれる『出雲・学生選手権・箱根駅伝』で、ここまで2冠の國學院は6位で、3冠達成は難しくなった。前田監督は、当然3冠を狙ったのだろうが「うまくいった部分はない。前を向いていくしかない」とため息交じりにインタビューで答えていた。逆に青学大の箱根駅伝2連覇が、視野に入ってきた。青学大も第一走者が失速して、まさかの10位スタート。それでも修正し、結果を出した。青学大の2連覇がありそうだ。 一方箱根駅伝に出場がない明治大は、国立競技場でラグビー全国大学選手権の準決勝対帝京戦に登場し、こちらも34-26で負けた。ラグビー大学は、年末の対抗戦で明治大は早稲田大に負けた。今日はリベンジを期して決勝戦で早稲田大を負かすために、立ちはだかる帝京戦に勝利が期待された。私は神社奉仕で外出していたのですが、今の時代家庭のテレビでなくとも、スマホでもNHKプラスで観ることが出来ました。 今年の年始、明治大の活躍は観られませんでしたが、もう一つの母校『高松商』には2月に吉報が届くはずです。いい年して、あの頃の感動をもう一度。そうそう浅野翔吾選手が帰省して、高松商グランドで練習しているようです。彼の人生を決める3年目、「誰にも負けない努力をする」これしかない浅野翔吾選手です。 |