月曜日の屋島組の今日(10月7日)のメインは、須崎食料品店(通称スザキうどん)へ行って、天候が許せば、近くの鉢伏山登山。過去にもこの仲間で『スザキうどん』へ来たのでしたが、あいにくの臨時休業(水定休日)。県外ナンバーも数台、残念無念、動きようがなく次の名店を検索していました。ここは、香川県三豊市高瀬町上麻3778 にある讃岐うどんの名店です。今日は満を持して、10時到着で高松を出てきました。
こちらは昔ながらの太麺で、コシの強い讃岐うどんを提供しています。その特徴的な剛麺は、県内外からの多くのお客さんを魅了しています。食べ応えがあり、歯ごたえが楽しい。営業時間は朝9時から11時半までの午前中のみ。ちょっと遅めの朝ごはんや早めの昼ごはんにぴったりです。
メニューはシンプルで、しょうゆうどんの温かい・冷たいバリエーションがあります。大(2玉)と小(1玉)のサイズから選べます。釜から出てきた熱々のうどんに、だし醤油を回しかけて生卵を落とす「釜玉」スタイルが人気です。サイドメニューには磯部揚げやコロッケもありますが、これらは別売りとなっています。
私は温うどん小(¥350)と玉子(¥40)と惣菜ちくわ(¥65)を注文して、道路を挟んだ向かいのベンチで頂きました。小型スーパーマーケットの奥で、うどんを作っています。こうした製麺所スタイルが、さぬきうどんの原点です。私も働き始めたのは『麺職人』からで、機械式そうめんや学校給食用の『うどん麺』を作っていました。そこへお客さんが三々五々集まるようになり、どんぶりや箸や醤油を置き、安価にできたてのうどんを食べはじめたのです。50年前の私は、提供する側の人間でした。
初めて食べた『スザキうどん』は、太剛麺(硬め)で、言われるまま玉子を入れてかき混ぜると、こちらも名店ですが綾川町にある『山越うどん』の『釜玉うどん』のようです。『山越うどん』は高松からも近く、私もたびたび訪れましたが、まさに行列ができる人気店の一つです。昨今は駐車場も拡大し、バスも出入るするほどです。ところがここスザキうどんは、『讃岐路地裏フレッシュショップ』と自ら書いている通り、路地裏にあって、一度はまず迷う位置にあります。
そんなことも手伝い、まぼろしの名店と呼ばれるようになっています。美味しく完食しました。「どんぶりは持ち帰るな」と書かれています。ひとしきり満足してドングリを見たら、記念に持って帰ろうかという心理も分かりますが、それなら相当の対価を払っていかないと、提供する側はたまったモノではありません。また一つ、名店を味わいました。続いて『JAふる里フレッシュあさの市』へ行ってみました。珍しい、栗の皮付きが売っていました。
スーパーマーケットではまずお目にかかれず、先週の屋島組でどんぐりを拾い孫に宅配しました。「食べられません」と書いた手紙がいと哀れで、この栗のあり様を見せてやりたい衝動に駆られ、夫婦して突撃お届け作戦に出ました。喜んでくれました。次はどんな偶然と遭遇するのか、明日からがまた楽しくなりました。