芸術の世界だが、何と表現したらおわかり頂けるか甚だ疑問でありますが『墨』だけを使った作品を、珈笛画廊・ほのほ(高松市中野町)で展示しています。今日は作者にもお目にかかり、その神髄を伺ったのですが、これはオフレコですが彼は某電力会社(四国には一つしかないが)の社員だという。これを聞いて、距離が急に縮まった。近く退社し、芸術家として1本道に精進するようだ。
私などは、この珈笛画廊・ほのほに常置している週刊新潮の表紙を書いている成瀬政博氏の作品などを見るにつけ、別世界の話題であり作品だと感じてしまう。高額なのも遠ざける材料だが、作家が身近であれば作品も近くなる。その為に展示会などに、作者が在席するのだと思うのですが、今日郷祥(Goshow勿論ペンネーム)にお目にかかり、イケメンの36歳だけど、彼がサラリーマンだと聞いて何だかほっと安心した。
墨絵は松ヤニから抽出した墨を画材としているが、先に『書道家』としての顔も持つ。頂いた『感謝』も私が好む書体だ。加えて絵はがきは3枚も貰った、作品のサンプル的な縮小版は、1枚購入しました。週刊新潮の表紙を書いている成瀬政博氏の作品も、その他著名人の作品も、私の懐事情もあるが、なかなか買うところまでいかない。飾るところもないと言うが、本当に好きな人はトイレにも飾るのだが。
8日11時30分過ぎからRNC番組で、展示会風景がニュースとして取り上げられていました。珈笛画廊・ほのほ(高松市中野町)での展示会は、27日まで続きます。この先作家さんがどう活路を拓いていくか、楽しみです。マスメディアも有効ですが、デジタルネイティブには、SNSの活用も必要かと思います。銀座の画商よりも、今の時代はこうした小さい小屋での展示会が火を付けるかもしれない。
本人は製作に追われて、情報発信までは出来ない。誰か助ける人があると、短時間に作品が広がるかもしれない。一度メジャー作家になれば、もう流れですから、押しも押されもされない芸術家になるのでしょう。今のうちに買っておくのも、投資かもしれない。投資は、長期・積立・分散が肝要です。