2024,06,07, Friday
地元商工会の通常総会が、今年初めて仏生山の森にあるレストラン五八で行われました。田舎の商工会は、会計の海原さん曰く「私が引き受けた10年以上前は150店舗以上ありましたが、今は半分以下です。それでも仏生山は健闘している商工会であります」。今年の総会の案内にわずか数店出向きましたが、年会費4,000円の集金をすることすら、1店舗の断りがありました。業は続けていますが、商工会の世話になることがなくなったということでした。
会員減の理由は高齢化と後継者不足、経済構造の変化があげられます。会員の大半を占める、パパママショップの閉店が、特に続いています。『こあきない』の店が、商店街から消えて、残るは『病院と理美容』その他となっています。後継人がいても、将来性から継げないと断念した店舗も今は頑張っている店も勿論あります。 こうした背景がありながら総会には平木享県議をはじめ、仏生山町内に支店を置く金融機関4行の支店長が来賓として臨席してくれています。平木享県議からは、仏生山地区と法然寺の関わりについて歴史の披露がありました。「古くは佛生山には・・」、竜雲学園後援会の来賓挨拶を彷彿とさせる内容でした。確かにむかしの賑わいは、残念ながらなくなりました。逆に言えば、年数回の催事が日常になっています。 そんな中ですが、仏生山商工振興会は夏の『門前まつり』と冬の『歳末大売り出し』をやります。秋のまつり仏生山大名行列へも、積極的に協力します。地元の催事に、警察からの注文が増えています。安倍晋三元首相の殺害以降、野外での行事に警察は過敏になっています。注文通りしていると、総予算すべてをかけても足りません。 秋のまつり仏生山大名行列での花火も、昨年はじめた『レクザム花火』を継続します。高松市は、花火の予算を削りました。今は花火は民間頼りです。また役員改選は、そのまま再任であります。武下重美仏生山商工振興会会長には、大変な苦労をかけています。本人は交替したいと言いますが、だれも火中の栗を拾いません。各自が、出来る協力をして支えます。 それでも今日は会場を替えたことも功を奏してか、参加費がいるにもかかわらず20名ほどが集まりました。私も縁あって、今年に入ってから仏生山の森レストランを使うようになりました。町内にこのような施設がなくなりました。平井料理システムが経営していますが、ある意味ありがたい施設であります。気づいてから、にわかにここを頻繁に使っています。 総会はもう終わりましたが、隣のバーベキュー会場は、来月2度使います。ある意味町外からの外資ですが、もじ通り仏生山の森として発展して行って貰いたいと願います。元は広大な県営農業試験場でした。この地でかの県産オリーブも誕生しています。大半が『高松市みんなの病院』になりましたが、一部こうして別の活用もされています。10数年前当時のCompetitionに負けた私ですが、獲得していたら今月の引退も出来なかったことでしょう。人間塞翁が馬ですかね。 |