新型コロナウィルス禍で、研修生の入国もままならず、『四国研修センター』の仕事が大幅に縮小していたここ2~3年、昨年の春に入国できた研修生が、約10ヶ月の研修期間を終えて、今日の終了式を迎えました。どの顔も、入所当時に比べると活き活きしています。5年度の研修生もまだ一人だけですが来所し、この修了式を見てくれていて良かった。次に続きます。
オイスカは人と自然を相手にして、その営みは、1968年の開設以来、38の国と地域より約1650人以上の研修生を輩出し、『四国研修センター』へは、令和4年度は今日終了式を迎えた5カ国より9名の研修生が来日しました。毎年招聘する研修生の費用は、OISCAが全額負担し、渡航費・1年間の研修費・生活費のすべてを研修を引き受ける国内4センターが持ちます。
永遠に続く善循環ですが、今期は昨年9月に私の叙勲祝賀があり、研修生も会場に足を運び盛り上げてくれたこともあり、彼女らもそれを覚えていて『会長会長』と連呼。すっかり踊りの輪に引き込まれました。朝からの立ちずくめでもうくたくたでしたが、彼女らの引き出しは強烈です。この子らが、各国各地で全循環の輪を作ってくれます。それが広がり飢餓と戦争がないことを、私も祈っています。
公益財団法人オイスカ四国研修センターの主な活動は、世界各国より未来の地域を担う青年たちを受け入れて、約1年間の研修を行うことです。そのための資金づくりが、会費と寄付金とイベント収益金です。四国支部には、高松推進協議会など8つの協議会がありそれぞれが会員増などで切磋琢磨しています。その中でも中心的役割を果たしているのが、坂出推進協議会(森崎敏彦会長)です。
その坂出推進協議会(森崎敏彦会長)が、3月17日(金)に高松CCでチャリティーゴルフ大会を開催します。資金稼ぎですが、おおいに助かっています。坂出の真似して高松推進協議会も11月にチャリティーゴルフ大会を計画しています。その他に、5月には『中讃推進協議会』が丸亀お城まつりで、10月には高松推進協議会が高松秋のまつり仏生山大名行列で『オイスカ特製エスニックカレー』の販売を通じて、資金獲得を目論んでいます。
私は、ライオンズクラブでもオイスカでも、『青少年の健全育成』を考え方のベースとしています。ライオンズクラブは、『生活周辺の青少年』をそしてオイスカは、『アジア太平洋地域 (日本軍が先の大戦で蹂躙した地域)の青少年』を主な対象としてやっています。もちろん現代は、『青少年少女』と表現する時代、むしろオイスカでは少女=女性が主流になっています。