先月さつまいもの苗を植え付けた『ライオンズ農場』で、草が繁茂しているという情報から、本日12日(日)8時よりメンバーが集まり、草引きと草防止のための『マルチ』と呼ばれているビニールシートを被せる作業に汗を流しました。農業経験がほとんどないメンバーで、あれこれ議論を重ねながらどうにか5列のマルチ敷を終えました。
これで草対策が万全とはだけも思ってなくて、多少なりとも効果があれば良いなと考えています。考えてみたら農作業は大変です。まず草を刈って耕耘機で土を起こし、多少の飼料を撒いてむねを作り、そこへサツマイモの苗を植え付けて水やり、水は隣の農家さんの井戸から豊富な水量をお借りして、どうにか着床までこぎつけました。
これまでも10年近くこの地で農作物の収穫をしてきていますが、私自身は人任せでこれほどまで携わったことがありませんでした。ところが来月から担当委員長に就任することから、収穫担当が前年度からこれまでになく熱心に(責任を持って)、地主交渉等からやっています。私も自分の畑でここの規模の10分の1程度の面積で、サツマイモ等の収穫をしていますが、自分の所はその結果も笑ってこらえて。
ところがここは、高松第一小学校の育成会とタッグを組んで、子どもたちに秋の収穫の喜びを味わって貰うことにしています。そのための素人ながら聞きかじりで、工夫を凝らしています。隣の農家さんのハウス栽培に比べて、趣味の園芸程度で恥ずかしいのですが、コロナ禍では室外での取り組みが喜ばれます。
高松栗林ライオンズクラブも、7月からは結成60周年の年を迎えます。どの組織も退会者や物故者が増えて、会勢の維持に四苦八苦していますが、わがクラブも人後に落ちることはありません。周年の勢いを借りて会員増強を目指していますが、そのためには大勢が参加してくれるイベントでまず態勢をあげて、一人でも理解者を増やす努力を考えています。その一つが、『ライオンズ農場』です。
地味な努力ですが、どんな時代になっても地味な努力、『賽の河原の石積み』が成功への一里塚です。昨日の大阪往復400キロの疲労も残っているのか、昼食後は白川夜船。やはり70歳代の坂は、予想以上の大坂であります。