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かがわ割で行く雅の郷バスツアー
かみさんに言われて、良くわからないまま集合場所の『屋島観光バス』へ。どこの主催が定かではないのですが、かみさんは過去に行ったフランスツール市訪問女性グループの関係者から、このツアーを聞いたらしい。その時の中心人物も、今日はいない。よくよく聞いてみると、観音寺市琴弾公園の一角にある能舞台『雅の郷』で、能楽師伶以野陽子(レイヤーヨウコ)さんから聞く『仕舞屋島』と香川ゆかりの能の話しがメインです。

かがわ割は、香川県が提供している『プチ旅行』のための支援金。このツアーの場合、旅行代金1万円ですが、新かがわ県かがわ割適用で一人5,000円。さらに、当日限り利用出来る買物クーポン2,000円がもらえます。土産購入費や、スーパーマルナカの買い物にも使えます。かがわ割適用には、県内在住でワクチン3回接種、またはPCR検査などの陰性証明が必要です。

『雅の郷』は観音寺市琴弾公園内にある、個人所有の建物で、その中に香川県唯一の『能舞台』がしつらえられています。能舞台と言うのはもともと外にあるモノで、そのためこの室内の舞台でも屋根や4本の柱が約束通り作られています。初期の建築費は3億円と聞きました。先代が亡くなり、今は台湾人が所有して、このように一定の人に開放しているようです。近くまで行ったことはありましたが、知らなかった。

その中心人部は、佐野滝子(アイシテ香川代表)さんで、香川県には世阿弥の傑作『屋島』や志度寺の『海人』、讃岐に流された崇徳上皇の『松山天狗』などゆかりの能がいくつかあります。能を通じて、地元の伝承や歴史に触れる機会を作りたいと活躍されています。本人は勿論ですが、子・孫そしてだんな様までマイカー送迎に駆り出されていました。バスから目的地まで、ピストン輸送係でした。

その佐野滝子(アイシテ香川代表)さんと、能楽師伶以野陽子(レイヤーヨウコ)さん(東京世田谷区在住)がコラボして、今日の解説舞台が仕上がっています。能楽師伶以野陽子(レイヤーヨウコ)さんの活躍は、よく耳や目にすることがありました。彼女と空手型の東京五輪メダリスト清水希容さんが、私の頭の中で、重なるのです。共に美人ですが、真剣度は半端ない。途中のあの目は、怖ささえ感じます。

『八島』(やしま)は、『平家物語』に取材した能の作品。観世流では『屋島』。成立は室町時代。作者は世阿弥。複式夢幻能、修羅能の名作といわれる。『平家物語』の巻11「弓流しの事」などから取材され、屋島の戦いにおける源義経主従の活躍と修羅道に落ちた武将の苦しみが描かれている。これらの解説を、能楽師伶以野陽子さんからさぬき弁で受けた。彼女は高松市出身で、母がバスに乗車していました。

義経の顛末のついては、先週のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で詳しく演じられていた。幼少期に離ればなれになった兄頼朝に、認められたい褒められたいとあがく義経だが、頑張るに比して兄頼朝の猜疑心は募る。それだけ、義経の才覚識見が優れていたのであるが、皮肉なモノだ。追い詰められて自害に及ぶ義経だが、その頸を見て兄頼朝も号泣したというのが、確か先週の大河ドラマのあら筋だったように思う。

室町時代(14世紀)に成立した能は、650年を越える歴史の中で独自の様式を磨き上げてきた日本の代表的な古典芸能であり、同時に、現代に生きる世界の演劇の一つでもあります。その特徴を一言で言えば、面と美しい装束を用い、専用の能舞台(5.5㍍角)で上演される歌舞劇と、まとめることができるだろう。

今日は能楽師伶以野陽子さんの実演解説で、能が一気に近づいた。恥ずかしながら日本人の、それも70歳になっても日本古典芸能を知らない私。こうして能舞台でやって見せてくれたら、私をはじめ多くが理解したのではないだろうか。狭い香川県でも、まだまだ知らない『未知との遭遇』があって面白い。

最後は最近の決まりごとのように、『父母ヶ浜(ちちぶがはま)』へ。前回工事中だった市営トイレが完成していた。高松ライオンズクラブの七條章さんと川田義孝さんにも遭遇。外国人研修生を引率してのことのようだ。相変わらず大変な賑わいだ。石井紫(ゆかり)さんが、高瀬町観光協会に勤務していた時に発案したモノで、今では三豊市の一大観光スポットになっている。











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| 社長日記 | 10:42 AM | comments (1) | trackback (0) |
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