新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2年前の第66回大会は代議員総会を、一部のクラブの参加のみで実施しました。第67回大会は、年次大会と代議員総会を兼ねたような変則的な、工夫をした年次大会を開催しました。そして今期、第68回年次大会は式典、晩餐会をほぼ完全な形で開催されました。とは言いながら最後の晩餐会は、会場都合で500名限定、一部地元の22クラブは29日(祝日)に開催となりました。
ライオンズクラブ国際協会は、設立から100年を経過し、次の世紀へのスタートを切ったところでCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の悪影響で、急ブレーキを踏まざるを得ない状態に陥りました。それも世界中で、インターナショナル組織のライオンズクラブは大打撃を受けています。ロシアのウクライナ侵攻で人道的救済をどうするか、ライオンズクラブは、力強く前進しています。
各クラブともCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)と、もう一つ高齢化のために、会勢が著しく失われているクラブがあります。私の所属する高松栗林ライオンズクラブは、高松玉藻LCを親クラブとして誕生しました。その親クラブは現在6名の会員です。6月に結成60周年祝賀会をするというのですが、失礼ながら青息吐息であります。7月からの新年度には、地区役員があたっています。
また元気なクラブもあります。近くでは同じ4リジョンの高松東ライオンズクラブ。L細井香を中心に、若者を入れて活性化しています。高松紫雲LCも、今日の手伝いも、昨日のゴルフも沢山でした。西讃の5リジョンでは、坂出白峰ライオンズクラブが石井淑雄第2副地区ガバナーを押し出し、3年後にはまた坂出で地区年次大会が行われます。このように目標があるクラブは、やはり燃えています。「密閉・密集・密接」の3密が当たり前のライオンズクラブは、コロナ終息と共にV字回復をすることでしょう。
勉強の場である分科会ですが、私は抜けて第2分科会を聴講しました。DX(デジタルトランスフォーメーション)チームの発表でした。キャビネット担当委員のL二見尚子は、ビデオ会議システム「Zoom」を使った茶話会の報告、ここでは坂出白峰ライオンズクラブのL河崎和義がオイスカ職員のマレーシア人ファビアンを登用して映像を作っていました。
高知中央LCのL泉清博は、LINEを使った事務の合理化とDXについて発表されていました。ホームページをご覧下さいというのですが、われわれ世代にはペラ一枚の資料が欲しかった。これは早速、わがクラブでも導入出来ると思いました。ライオンズクラブの世界でも、『IT・デジタル化』だと痛感した次第であります。ライオンズアカウントの登録は、西園寺純一元ガバーも言うとおり、もう一つ二つ分かりません。短時間での説明は、工夫がいると思います。
どれも前向きでV字回復の兆しですがただ一つの疑問は、朝9時から昼食会場(雨天模様を考慮し)の設営として披雲閣内でのテーブルの出し入れが急遽私も当たりました。いくつかのクラブから派遣された10人程度で机を出しますが、「果たしてこれが使われるか」という疑問が全員の脳裏をかすめています。うどん提供場の桜馬場前には、大型テントがすでに張られています。
雨プロ用対策でこのテント数を増やすなりの工夫が、あるのではないか。うどんから遠くの披雲閣まで行く人、ましてや靴を脱いで入場する人がいるのかと懸念がありました。それでも責任者の指示ですから、勿論従いましたが、片付けは辛かった。リーダーは、現場を見て計画実践の指示をして下さい。ガバナー晩餐会の分離開催に使うなど、何か策がなかったのだろうか。
疲れを感じながら、久しぶりにコトデンに乗って帰りました。コトデンネタは、この先別の機会に詳しく書きます。