明日がホワイトデー(バレンタインデーのお返しをする日)だと言うので、かねてから考えていたまんのう町の『カレンズ』の『かりんとうドーナツ』を求めて、西讃へ出向きました。今年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、綺麗どころからの義理チョコがなく、女性社員さんから幾つか頂きました。毎年頭を悩ませるお返しですが、今年は早くからカレンズのドーナツとなぜか決めていました。意外性が面白い。
同時に四国新聞に『河津桜春の便り』が取り上げられていて、合わせてこれも見に行きました。観音寺市大野原町の青岡地区の柞田川沿いで、山口輝昭さん(78)が植樹した河津桜の並木が見頃となり、ふわりとした鮮やかなピンク色の花が春の便りを届けていると紹介されています。ナビで探して行ってみましたが分からないまま、帰りに偶然通りかかりました。四国物産㈱食糧倉庫が目印。
新聞には、東京で働いていた山口輝昭さん(78・土手の前の豪邸主)が20年前静岡県河津町の河津桜3本を持ち帰り、自宅前の土手に植えたのが始まりで、今では15本ほどに増え、見事な枝ぶりに成長している。「河津桜は花持ちが良いので、長く楽しめるといい、今月後半まで愛でることが出来そうだ」。私たちが通った時間は昼頃だが、タクシーも来て土手沿いに車が駐停車していた。ちびっ子も弁当持参組も、犬までもが楽しんでいた。
「目的達成で良かった」と夫婦で会話しながらさらに高松方面へ走ったところに、『手打ちうどんまんりょう』発見。なんとなく寄ってみました。入ってビックリ、ここにも満開の河津桜が咲いていました。正確には写真のように、桜の枝が大瓶にいけられています。聞くと「近所の社長さんが自宅の桜の枝をくれた」とか。粋なことをする社長さんだ。綺麗どころへ行くはずの桜が、うどん屋さんへかとも思いましたが、それにしても粋ですね。
ところでこの『手打ちうどんまんりょう』さん、私らは『鍋焼きうどん』を頂きましたが、これは絶品ですね。出汁がよくとれていて、うどんと実によくマッチしています。好みから言えば、麺をもう少し生に近いタイミングで入れて、少し煮込めばより出汁とからみ、一層旨みを増すのではないかと思いました。県道377号線、山本町辻にあります。
また大野原町の『Aコープホウナン』へも、前後して立ち寄りました。前回のミカンが忘れられなくて、また今日も大中小のみかん(近藤千代・近藤富子)を買い求めました。そうそう、大西良治さんのイチゴも。前回幼子が「おばあちゃんイチゴあった」と大きなイチゴを手に取り、おばあちゃんが困り顔していたイチゴです。今日は前回(3週間程前)ほど大きくはありませんが、りっぱな『さぬきひめ』でした。
西讃はうどんの聖地であることはよく知られていますが、野菜やとりわけ果物も美味しいところです。前回道に迷った『宝山湖』も、今度は時間通り辿り着けそうです。