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セブンイレブンがそごう・西武デパートを売却へ
『小が大を喰う』、『柔よく剛を制す』私たち世代はまさにそう感じる。コンビニ・セブンイレブンの運営会社『セブン&アイ・ホールディングス』が、傘下の百貨店事業会社のそごうと西武を入札で売却する方向で最終調整に入ったと日本経済新聞がスクープしている。報道後に『セブン&アイ・ホールディングス』は、そんな動きはありませんと否定しているが、市場は売却へ向けて、株価も既に織り込み済みのようであります。

売却の相手は、複数の投資ファンドや事業会社が候補になる見通し。駅前一等立地のまとまった広さという希少価値から、買主は複数現れると思うが、さて価格はそれに比例するのかどうか。収益価格から判断するとして、どのような企画が登場するのか楽しみでありますが、それにしても小が大を切り離す今回の売却、私の考えがもう既に古いとは思うのですが、驚きです。

不振が続いている百貨店事業を切り離し、海外を中心に成長を見込むコンビ二事業に経営資源を集中する考えのようだ。戦前から近代小売業の礎を築いた百貨店は、消費者の価値観の多様化や大型化するスーパーなど新たな小売の登場で勢いを失った。新型コロナウィルスでも大打撃を受け、三越伊勢丹ホールディングスなど各社が生き残り策を探っている。そのデパート界でも、三越伊勢丹ホールディングスが短期業績を回復しつつあるのだが。

セブン&アイは、店舗数を絞り込むなど構造改革を進めた上で、外部への売却という手段を選択した。売却額は、2,000億円以上を想定している模様だ。と言うのもセブン&アイは、2006(平成12)年にミレニアムリテイリング(現そごう・西武)を現金と株式交換により2,000億円超で子会社化している。07年2月期の28店舗から足元で、10店舗まで減少した。21年9月に西武池袋本店(東京・豊島区)の不動産管理小会社をそごう・西武と合併するなど、売却の準備を進めていた。

そごう・西武はコロナ下の営業自粛も響き、21年2月期の百貨店事業の営業損益は66億円の赤字で、22年2月期も45億円の赤字が予想されている。今回の旗艦事業所売却は、『物言う株主』の意向も強く反映されたと言われているが、姿カタチではなく収益性が大事だということをあらためて思い知らされました。それはそうと、私事で申し訳ないのですが。

1971(昭和46)年4月、今から50年も前のことですが憧れの東京へ行ったのです。同じクラスの百田省平(東京都出身)に紹介されて、池袋西武百貨店のB1食品売り場で、1週間ほどドイツ製フランクフルト販売のアルバイトに駆り出されたことがありました。つい先ほど、懐かしくて百田省平に電話をしました。毎日のように、SNS(交流サイト)でつながっています。

この時の体験は、今でも感謝しています。華やかな都会のデパートという表舞台の、その裏側を見ることが出来ました。50年後の今、熱気に溢れていた西武デパートがこのようになるとは想像もつきませんでした。変化するモノだけが生き残れる、厳しい現実界ですが、私はもう少し頑張ってみます。


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| 社長日記 | 08:37 AM | comments (0) | trackback (0) |
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