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明治大正の県功労者中野武営の銅像計画進行中
明治から大正時代にかけて『香川県独立の父』と称され、政界財界で活躍した高松市出身の中野武営(たけなか)を讃える『中野武営顕彰会(佐伯勉松平公益会理事長・会長)』が、武営さんの等身大の銅像を建立する計画を進めていると報じられている。このところ、にわかにクローズアップされてきた中野武営。その功績は東の渋沢栄一、西の中野武営と言われるほど顕著なモノであったようだ。

制作は、日本芸術院賞・県文化功労賞などを受賞した彫刻家の池川直さん(高松市出身・鹿児島県在住)が担当し、2024年10月8日の武栄の命日までの完成を目指している。完成したモノは、髙松玉藻町の玉藻公園西門前(中央通り沿)に設置される予定で、計画が進んでいるらしい。気になるのが制作費だが、3千万円を予定し、募金活動で賄うとしている。

私が中野武栄さんを知ったのは、ここ2~3年のこと。顕彰会も、武栄さんの功績を広めようと、武栄さんの没後100年の節目2018年に発足したくらいで、それまでは私のような珍しがり屋でも耳にすることがなかった。渋沢栄一がNHK大河ドラマに取り上げられ、新1万円札の顔になると言われ始めた頃から、地元髙松で『ぶえいさん』が登場したように思う。

武営さんは、高松藩士の家に生まれ、明治維新後に官吏を経て政治家となり、大隈重信と立憲改進党を創立。愛媛県議会議員時代には、愛媛県に併合されていた香川の分県独立を実現した。明治維新後香川県は、徳川親藩だったことから明治政府に邪険にされ、明治21年12月3日(第三次香川県成立)まで、今の徳島県や愛媛県に併合されていた。だから武営さんは、愛媛県議会議員であり、議長まで勤め上げたのだ。

また実業家としても手腕を発揮、東京商業会議所会頭などを務めた。確か渋沢栄一が初代で、中野武営が二代目だったように記憶している。銅像は約170㌢の等身大で、高さ2メートルの台座の上に建つ予定。池川氏は写真の収集などの作業を済ませ、粘土で試作品を作るなど、24年10月の完成に向け、精力的に制作活動を続けている。恐らく富山県の鋳造所で、完成するのだろう。

松平公益会は、2018年の平成乙女の像建立でも協力頂いた。「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」も、喜んで募金に協力したい。平成乙女の像もそうだが、出来るだけ大勢の協力が有難いのです。佐伯会長は「武営は幅広い分野で活躍したが、県内でも知名度が低い。多くの人の目に付く場所に銅像を建立し、武営さんのことを知って欲しい」と話している。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5499 |
| 社長日記 | 09:30 AM | comments (0) | trackback (0) |
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