2021,12,31, Friday
2021(令和3)年は、年初から新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、全てがコロナ禍で終わった年になったようです。菅政権が誕生し、一年で岸田文雄首相に代わり、岸田政権ではコロナ対策も先人のお陰もあると思うが、デルタ株の封じ込めや、その後変異したオミクロン株への対応も、特に空港管制水際対策では、前政権やもう一つ前の安倍政権とは異なる手際よさを見せ、国民の支持を高めた。
貧乏くじを引いたのは菅義偉内閣総理大臣だが、その菅さんも2020東京オリパラ大会を開催した日本国首相として、その名を残した。政治家人生が終わったわけではないので、まずまずの着地ではなかったか。欲を言えば切りがない。確かに菅内閣では、総選挙には勝てなかったと思う。その選挙で香川第一選挙区、平井卓也候補(自民党)が小川淳也候補(立民党)に負けた。初代デジタル大臣が、退任後といえども負けた。 己のことを振り返って見て、来年の70歳という坂は大きな坂だと年初から考えていましたが、7月に内視鏡検査で偶然食道ガンが見つかり、コロナ禍の病院で9月に内視鏡手術を受けました。術後の経過は順調で、一ヶ月三ヶ月検診でも良好、次は来年9月の術後1年検査においでと言われました。医療技術の進化と人脈に、救われた命かもしれません。 人生初の『癌』発症で、考え方も少し変わりました。父・祖父共に癌で鬼籍に入り、自分も癌だろうと漠然と心配もありましたが、そのための対策もいろいろやっていました。もともと有限だと考えていた命ですが、この先15年が健康寿命かと再認識した次第です。ではどうするか。漫然と生きていては、申し訳ない。終点を85歳と定めたなら、これからの15年間、老いとともにどう歩むのか。己に課せられた課題のように思います。 今年一年かみさんをはじめ、松野不動産のお客様そして従業員各位、町内や業界、あらゆる方面の皆さまに大変お世話になり、特に高松赤十字病院の小川・玉置両先生や看護師の皆さまに大変お世話になりました。改めてお礼を申し、今年の最後とさせて頂きます。ありがとうございました。みなさま善いお年をお迎え下さい。頓首再拝 |