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2022年度政府予算案閣議決定ついに107兆円超
来年4月からの日本国予算が、最大107兆5964億円と閣議決定された。1月開会の通常国会に上程され、可決執行される予定です。幅広い政策のお金を管理する一般会計の歳出(支出)総額は、10年連続で過去最大となる107兆5964億円。国民の高齢化で年金や医療費といった社会保障費が大幅に膨らみ、借金返済の負担も重くなっています。

さらに5兆円の予備費を積むなど新型コロナウィルス対応を続け、岸田文雄首相の看板施策『分配』を具体化する賃上げの費用を計上した。かたや借金の元払いに充てる国債費は、21年度当初予算比5808億円増の24兆3393億円。社会保障費は、4393億円増の36兆2735億円で過去最大。入りも出も、過去最大となっています。

防衛費は5兆4005億円で、こちらも過去最大。1%枠などどこ吹く風。中国の傍若無人の行動に引っ張られて、大幅に拡大している。この中には駐留米軍の「思いやり予算」改め「同盟強靱化予算」として、2022年度以降の5年間の在日米軍駐留経費負担(通称「思いやり予算」)について、年度平均額を本年度の2017億円より100億円高い約2110億円とすることで米政府と合意した。これらも含まれて増額しているのだろうか。

ところでこれらの数字等を、岸田文雄首相のお膝元広島お好み焼き屋『聞き上手のやりくり』と題した四国新聞報道が面白いので転記する。22年度予算案の1兆円を庶民感覚に合わせて10万円に換算し、店舗のやりくりに例えています。
2022年度の店舗運営費(歳出総額)は、今までで最も多い1075万円を見込みます。感染症対策が大事ですから、お店に設置する消毒液の購入費(コロナ対策予備費)を、50万円確保しました。断捨離の一環として、先々代の経営者が大量に購入したマスクは誰も使わないし、置き場所もないので捨てます。

老朽化した店舗の改装(公共事業)に60万円投じるつもりです。油がこびりついた換気扇や、使い古した鉄板を新しくしたいのです。最近近所が物騒なので防犯対策(防衛費)を54万円に増やし、警報システムを導入しようと考えています。またお店を手伝ってくれる高齢の両親の医療費(社会保障費)は、362万円に増えそうです。離れて暮らす3人の息子の教育費(文教・科学振興費)に158万円かかります。

一方売上(税収)は、過去最高の652万円と甘く予想しました。ただ妻が、語学力を生かして働く英会話教室のパート収入(税外収入)54万円を加えても店舗運営費は賄えず、369万円の借金(新規国債)をします。これで借金残高(国債残高)は1兆円を超えますが、22年度は243万円(国債費)しか返せません。将来のことを考えていて、鉄板でやけどすることがよくあります。ぼーとしていてはいけませんね。

このように見事に22年度予算案を総括しています。国民は自分が払う税金も確定申告をしてその内容をよく理解し、想像もつかない政府予算にも関心を持ったら面白いと思います。私を含めて日本人は、こんなところでは、『おかみのすること』に実に寛大ですね。いまのところは。


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| 社長日記 | 09:02 AM | comments (0) | trackback (0) |
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