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イチローさんの指導に高商ナイン長尾健司監督歓喜
昨日の小欄に、イチロー先生が高松商野球部を指導した件について書きましたが、長尾健司監督は2日間の指導で1ヶ月分の練習が出来たと喜んでいました。一方選手たちには、生涯にわたって影響を受けそうな時間だったようだ。高松商野球部は、教育者長尾健司監督の方針で、レギュラー選手と控え選手の垣根が低い。全員が平等に接し、感動した。

今回のイチローさんとの練習は、事前には知らされず、9時前に学校に集合してバスで生島県営球場まで移動。選手にも父兄にも知らされず、練習が始まったというのは既報の通り。厳戒態勢の中で、イチローさんの指導が続いた。父兄でさえも球場内に入れず、初日に帰宅した子どもから結果を聞いたという事態。どうしたことか、選手の帽子は、いつもと違い『TAKASHO』ロゴマーク付きに変わっていた。

そんな中でも選手らは、日頃疑問に思っていたことを質問したり、イチロー先生の動きから多くを学んだようです。私の師稲盛和夫塾長は、『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』という方程式で、経営者の指導をしてくれていました。新型コロナウィルス禍の前に盛和塾は全世界で一斉解散、昨今は流れをくむ世界各地での自主勉強会で、切磋琢磨が続いています。

方程式の中で一番重視されるのが『考え方』。これはマイナス100点からプラス100点まであります。かつての学生過激派活動家のように、頭が良いのに斜に構えて、自己主張の為に人の命や建物、はたまた日本国の政治体制まで破壊すると言った『過激派』はマイナス100点。前向きに賽の河原の石積みのような、誰にも負けない努力をした者がプラス〇〇点になると言う公式です。

この公式にアタはめてみて、高松商野球部員のひとりひとりの考えの中に、『イチロー先生の教え』は果てしのない影響を与えたように思います。今回3校目としてイチローさんが指導に来たのは、長尾健司監督のラブコールでしたが、監督は選手の声を代弁しただけでなく、監督自身の思いもあったことでしょう。後からそう思わす影響力、やはり『イチローは、世界のイチローで、高校生には野球の神様』でしょうね。

このところ、中だるみ感のあった高松商野球部。こんなこと書くとまた攻撃されるのですが、この機を生かして福と成す、大きな一歩となる予感がします。


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| 社長日記 | 10:12 AM | comments (0) | trackback (0) |
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