2021,09,22, Wednesday
伊藤忠商事は21日、いすゞ自動車などと組み、バッテリーを交換して走る電気自動車(EV)トラックの開発に乗り出すと発表した。走行を充電時間で中断されずに済むようにする。物流分野でのEV化の促進に向け、伊藤忠商事傘下にあるファミリーマートの商品配送車として2022年度後半から使用し、利便性やコストを検証する。
効率的な運用が求められる商用車のEV化では、充電に時間がかかることが課題の一つとなっている。伊藤忠商事などの実証事業では、埼玉県三郷市の物流拠点から関東地方のファミリーマート店舗に、EVトラックで商品を届けることを想定。バッテリーの交換ステーションを(途中に)設置し、約3分で交換できる仕組みを構築するという。 私はかねてより、電気自動車(EV)の電源は大きなもの一つよりは、小さなモノ沢山が合理的だと訴えています。例えば電動バイクのバッテリーのような持ち運び充電できる小型バッテリー式にして、これを電気自動車(EV)の大きさに合わせて、30個とか50個設置しパラレルで結合する。この報道で書かれているような大型トラックとなると、容量サイズの違うモノで同じような電源群を作るのはどうだろう。 要するにコンビニなどで、満充電したバッテリーに交換すると、ほんの数分でマックスパワーとなり、ただちに走行を再開することが出来る。次ぎに走行したい距離に合わせて、5本の交換、10本の交換とすれば、何ら問題なく代替エネルギー源を得ることが出来る。乗用車しか念頭になかったモノで、ここの主役であるトラックとなると、大型バッテリーの交換でも良いのかも知れない。 各メーカーとも共通規格のバッテリーにすれば、コストも低下するだろうし、流通も盛んになってこれが常識となる。勿論バッテリーを交換するのに対して中身だけとなると、値段も安くなる。バッテリーがへたっていたら新品になることから割高になるが、中身だけなら数十円で仮に20本交換してもワンコインで終わる。時間をワンコインで買う発想だ。 先のバッテリー交換ステーションの開発は、JFEエンジニアリングが担う。今回の取り組みは、環境省の実証事業として採択されたもので、24年度末まで実施するようだ。次世代は、間違いなく電気自動車(EV)のようです。補助金があるとしても、高い自動車の購入となる。ますますレンタルカーも、視野のはしにおかざるを得なくなる。電気自動車(EV)に乗るか、免許返納するか、どちらが先になることやら。 |