2021,09,10, Friday
来春の選抜高校野球大会の重要な選考資料となる、秋季四国地区高校野球香川県大会は11日、38校35チーム(石田・善通寺一・飯山は3校連合、笠田・香川高専詫間は2校連合)が出場して開幕する。今大会も新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、新チームになってからの練習試合もママならず、チーム力は分からないまま。試合観戦については1、2回戦無観客、9月9日にまん延防止等重点措置が延期されたため、香川県予選は全試合無観客も考えられる。
このところの心配は、母校高松商の活躍と、参加チームが減少していること。チーム減は、少子高齢化で子どもが少なくなっているのが原因ですが、子どもの選択肢も多様化している。私が現役の頃(50年前)でももう既に多様化は進んでいましたが、野球チーム数は40校を超えていた。当然のことだが、裾野が広いほど優秀な選手が集まる。そういう意味での心配はもう一つ、有望選手が私学を目指すことも心配だ。 香川県大会の抽選の結果は、ABCDの4つのゾーンにシード校8校を配し、バランスをとるように配慮されている。高松商はCゾーンで初戦は、18日高松相手にレグザムBP丸亀で行われる。新チームは、高校通算35本塁打の浅野翔吾選手が主将を務める。打順は、これまでの2番から3番になる模様。投手は、『橋崎力』が1番をつけるようだ。 Cゾーンは、高松商と英明のベスト4争いかと思われる。それぞれのゾーンで熾烈な争いになると思われる。それだから、高校野球は面白い。優勝戦と3位決定戦は、10月10日を予定している。県代表3校が四国大会へ出場し、12校の中から選抜出場校が恐らく2校選ばれる。次の選抜までには、新型コロナウィルス禍も治まっていて、賑やかな春の大会が開催されるだろうと心ときめく。 ところで今日のネタは、過去にも小欄で紹介した今春、浦和学院(埼玉)へ九州飯塚ボーイから進学した『江口英寿』。従兄弟で父親の英一からの情報だと、9番センターでスタメン登録されているようです。これは凄いことです。冬に高松商に学生寮があったらと言われて、返す言葉もありませんでした。やはり私学へ行くのですかね。提示された条件を聞いたら、私らOB会の力不足。あくまで平等にはしてやりたいものですが、残念ながら公立私立の壁は大きいのが現実です。 |