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横浜市長選挙野党系の山中竹春氏当選・横浜IR計画中止
任期満了となる横浜市長選挙が22日投開票され、無所属新人で元横浜市立大学教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=が、元国家公安委員長の小此木八郎氏(56)、現職の林文子氏(75)ら7人を破り、初当選を決めた。投票率は49.05%、2017年の前回より11.84ポイントも上がった。横浜市長選は、過去最多となる8人が立候補。カジノを含む統合型リゾート(IR)の勧誘の是非が、主な争点となったと言われていたが。

今回の選挙は、当初菅義偉首相のお膝元であり、菅義偉氏と親交が深い小此木八郎元国家公安委員長の優勢が伝えられていた。それが終盤に入り、『山中竹春氏優勢』が伝わり結果、新型コロナウィルスの感染拡大が拡がり、菅義偉首相では頼りにならない、それよりは『新型コロナウィルス専門家』の山中竹春氏へ市民の総意が傾いた。いまの地方選挙でも、マスコミの報道は微に入り細に入り、少なくてもテレビや新聞を読んでいる層に影響を与える。

確かに若年層はテレビも新聞も読まないと言われているが、投票率から判断すれば、投票に行っている層は、テレビ新聞の報道に接していると思われる。山中竹春氏は、横浜市立大学医学部教授で、『立候補者の中で唯一のコロナ専門家』という立憲民主党の言い分が一人歩きした感が強い。いま有権者が求めているのは、この新型コロナウィルスのデルタ株を抑えることだ。

小此木八郎候補の劣勢が伝えられる中、自民党幹部は『ゼロ打ち』だけは勘弁して欲しいと語っていた。ゼロ打ちとは、投票終了の午後8時ちょうどにNHKが当選確実の速報を流すことを言う。『NHKの当確』は、いまだに外れたことが過去1度と言われている。投票後の出口調査やこれまでの取材で、NHKも流れを素早くキャッチして流す。民放がそれを見て安心して、『当確』を打つことになる。

この選挙は、また一つこれまでの常識があてにならないことがハッキリした。コツコツと積み重ねてきた市会議員・県会議員の動員票も、「あんたの選挙なら言うとおり投票するが、あんたの言う人は信用ならない」と、独自に選択した人に投票をしたと思われる。また投票者心理として、当選しそうな人に投票したいという雪崩現象も起こったと私は見ています。

またこの現象は、地方の首長のみならず、『村会・市会・区会・県会』の選挙でも今後、散見されると見られる。それだけ地方のテレビ新聞が、候補者一人一人に『寄り添った(過去のマイナス面も暴露する)』報道をするだろう。投票前に、候補者全員の『資産公開』を一覧にして掲載したら、果たしてどんな方向へ民意が動くのだろうか。少なくてもベテランでなければ務まらないとは、もはや誰もが思っていないだろう。

市井で言われていることだが、菅義偉首相はどうなるのだろう。もう少し思い切った新型コロナウィルスの感染症対策をやらないと、自宅療養者が急拡大し、家族から家族への感染が止まらない。発熱外来の医療機関には炎天下のもと、コロナの疑いのある患者が長蛇の列をなしている。田勢康弘氏が四国新聞に書いているように、大型客船や軍艦を使って、野戦病院のような患者収容の施設をなぜ作らないのか。全てが政治にかかっている。


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| 社長日記 | 08:55 AM | comments (0) | trackback (0) |
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