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なぜ水素で細胞から若返るのかby辻直樹PHP文庫
小欄で過去に告知したように、『水素』関連3部作(勝手に私がそう呼んでいるだけ)の最終が、標題の1冊であります。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、会議がほとんどなくなりました。テレビ会議システムを利用してのモノもありますが、確実に時間に余裕が出来ています。ネタがどうしても新聞や本からになって、段々面白くなくなるのが心苦しいのですが、生活や商売で困っている人らに比べたら、ほんのかけらほどの心痛にすぎないと感謝です。

著者は勿論ドクターですが、一般社団法人「臨床水素治療研究会」代表理事という肩書きのある、辻クリニック院長。人の体を老化させる大きな敵は、『酸化』『糖化』『炎症』。これらが細胞そのものを錆びさせ、器としての体を蝕み、病気や老化へと導く諸悪の根源であることは、少し勉強している医学者であれば、誰もが知っていることだと言うのです。

一方『水素』には、体を細胞から解毒する力があります。老化は体が錆びることであり、『水素』はその錆がつかないようにする有能な力を持っているのです。その対極にあって、もっとも身体に悪影響を与えているのが『活性酸素』。その活性酸素の解毒に高い有効性を示すのが『水素』であることが、ここ十年で証明されつつあります。ただし週刊誌ネタの『若返り』『アンチエイジング』とは、一線を画しています。

また辻医師は、『死』を迎えるその時まで、幸せを感じられる生き方を奨励しています。こうした考えを、『クオリティ・オブ・デス(死の質=QOD)』と呼ぶらしい。人間らしい幸福な生活のあり方の指標となる『クオリティ・オブ・ライフ(生活の質=QOL)』に対し、『死』に向かうまでの生活の質や、死のあり方を示すモノです。

体質改善するための治療方法の一つが『水素』という論拠かと思っていたのですが、なるべく苦しまず痛みを感じる期間が短く、質の良い『死』を迎えることは、ある程度準備すれば、質の良い『死』は迎えられると言うのです。おいおい死に方までに言及するのかよ。仰天同時、『生』と『死』イコールだというのです。しかしそこには、一定の条件があります。

最大の条件は、平均寿命を超えていることです。日本人の平均寿命は、男性が80.50歳、女性が86.83歳。この年齢まで生きて、これを超えると『死』が楽になると辻先生が言うのです。なぜ平均寿命を超えている必要があるかと言うと、若いときの『死』は得てして苦しく、痛みを伴うからだと言います。

楽な死を迎えたいなら、『平均寿命まで健康でいる』ことに尽きるようです。加えてさらに次の三つの条件を満たしていることも必要になります。
・大きな持病がなく、日常的服薬量が最小限であること
・脳の健康状態が保たれていること
・骨や筋肉が健康で、動きが阻害されていないこと

きれいに老化して、楽に死ぬこと。それこそが、真の『アンチエイジング』であります。それには水素が役立つという、三段論法です。そしてもう一つ私が仰天したのは、私もそうなんですが、『アルコールを飲んで顔が赤くなる人は飲むな』と言うのです。アルコールは消化器官や小腸の消化酵素で分解され、『エタノール』となって胃や小腸から吸収されます。

またエタノールは血管を通り、肝臓に運ばれます。肝臓では約90%のエタノールが、『アルコール脱水素酵素』によって『酸化』し、有害物質『アセトアルデヒド』に分解されます。アルコールを飲んで顔が赤くなる、頭痛がするなどという症状が出るのは、アセトアルデヒドの仕業です。

身体にとっては、『酸化』『糖化』『炎症』のトリプルパンチを受けるわけです。酔う症状が現れる方は、なるべくアルコールの量を減らし、飲む日数は減らすべきです。この本は、次ぎに禁煙すると続きます。禁煙は当然だとしても、アルコールは毒だというとんでもない本を読んでしまった。たまたまですが、これらの本を読んでいる途中で、たまたま『体内異常』に気づき、これまでの50年アルコールを飲み続けた私から、『私の体』にまずゴメンなさいです。



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| 社長日記 | 09:45 AM | comments (0) | trackback (0) |
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