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法然寺令和3年度墓地世話人会
今年の墓地世話人会が7月17日(土)10時から、法然寺庫裏(仏生山町)でひらかれて、町内の墓地世話人が30人ほど集まっています。わが家も法然寺裏門から入って約50メートル、階段を10段程度上がった適地に、先祖からの数個の墓石をこの地に集めて、長男賢士が東京から帰ってすぐに整備してくれました。彼は私より、先祖崇拝熱が高いようです。

世話人会の協力もあり、令和2年の冥加金は計881万円余が集まっています。それでも町内世話人が集金したのは僅か226万円、4分の1しか集金が出来ていません。多くが、寺からの呼びかけで振込が為されているのです。それには、時代の要請という側面もあると思います。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、訪問が出来ないというケースも散見されています。

本日の資料から読むと、平成13年度からの整備が掲載されていて、水路整備や水道蛇口、バケツの設置など対策が進んでいます。その中でも私がありがたいと思うのは、草刈り・枯れ木伐採などによる『蚊の対策』です。子どもの頃、親の仕事の都合で墓参は夜の8時頃。そこから墓磨きなどの作業に1時間、この間に子どもは噛まれ放題。何がイヤかと言われたら、宿題よりもこの墓参りが一番辛かった。

最近のわが家は、事前に昼間夫婦で墓磨きや草抜きの作業をして、本番は花の水替えとローソク線香の手向けで終わります。正直随分楽になりました。確かに昔は『冥加料』の徴収はなかったのですが、本日の説明では、昭和32年8月『法然寺墓地規約』で、冥加料の徴収が決められたとか。しかし実際の徴収は、もっと後のことだと思います。

現在二人で行った現地調査の結果、約500基の無縁仏が現存するようであります。これらに札を貼って、一年間音沙汰なしの墓は、官房に掲載してその後に撤去することになります。撤去も重い石ですから、全体的に集めることは難しく、その周辺に集積するようであります。このように無縁墓は、『性根抜き』や『収骨』後に3年越しで行われる難行です。

私も仕事柄、住宅の売却時に手間がかかるのが『仏壇の撤去』です。神棚は、軽くて持ち運びも簡単で、神社が無料で引き取ってくれます。神社の『お火焚き』時に、供養をしながら焼却が可能です。ところが仏壇は、専門業者に依頼し有料で撤去になります。この場合でも『性根抜き』の作業は、檀家寺に依頼することになります。ここで私は、墓じまいがあるなら、墓がある寺に事前に相談して下さいと一言付け加えます。

法然寺は、徳川松平家の菩提寺で、檀家も本来、松平殿だけです。そのため主に町民に、墓所を売りつけ(あくまでも永代使用)で寺の維持管理費に充てたのは、随分昔からのことであります。現在も寺や庫裏の修理費で、4~5千万円の出費があると言うので大変です。私は墓地世話人を誇りに思っています。「松野が来たら集金ばかり」と言いながら、今年もお盆前までに、町内数軒の集金に喜んで参ります。




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| 社長日記 | 10:05 PM | comments (0) | trackback (0) |
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