2021,05,22, Saturday
9月に発足が決定しているデジタル庁は、東京都千代田区紀尾井町にオフィスを構えることが21日、関係者への取材で分かったと報道されています。『赤プリ』の愛称で親しまれた『グランドプリンスホテル赤坂』の跡地に整備された民間の高層ビル、『東京ガーデンテラス紀尾井町』の19、20階を借りる。
デジタル庁は、内閣官房の情報通信技術(IT)総合戦略室が母体となる。現在は虎門の民間ビルに入居しており、6月中に備品を運び出し、紀尾井町に移転するという。これまでの常識としたら、デジタル庁のようなトップシークレットの政府部署が、民間のビルに入居することなど論外であったと私は考える。がしかし、これからは所有から使用が重視される。政府機関も決して例外ではないのだろうか。 この地区の恵まれた自然環境と、歴史的環境の調和した都市機能を更新し、土地の合理的な高度利用を促進し、シンボルロードである紀尾井町通りの緑化と、風格ある町並みの形成を図ることが目標となっている。紀尾井町通りの玄関口である、江戸城外濠と弁慶橋周辺等、起伏を伴った緑豊な自然が保たれた風致環境において、四ツ谷駅、麹町駅、永田町駅、赤坂見附駅に近接することから、歩行者の回遊性を高めるための沿道整備と複合機能の集積を図ることで、更なる国際複合市街地の形成を目指す。(『東京ガーデンテラス紀尾井町』HPから) 入居するのは、複合施設『東京ガーデンテラス紀尾井町』にある地上36階建ての『紀尾井タワー』。ホテルや商業施設、オフィス階で構成されている。別のフロアにはIT(情報技術)のヤフーが本社を置き、衣料品の通信販売のZOZO(ゾゾ)なども入居している。国会は、徒歩圏内にある。 この前に『ホテルニューオータニ』があり、私も何度か全宅連総会で足を運んだ。赤プリは、赤坂見附駅からニューオータニへ行く途中の右手にありました。高松琴平電気鉄道が、高松築港に所有していた『高松グランドホテル』のモデルになったと言われていました。今あっても、十分使えるのではないかと思うが、インターネットで調べると2001年コトデンそごうが高松地裁へ民事再生法を申請した際、一緒に申請したとあり、その後解体された。1971年から僅か30年だった。 私にとっては、デジタル庁には期待が広がるのですがデジタル庁から赤プリ、そして高松グランドホテルへと思い出がつながる。このあたりの下りは、『会長日記』にも記述がありました。時間がありましたら、ご覧下さい。 過去の会長日記 HPはここから |