2021,05,15, Saturday
岡山県が緊急事態宣言の対象に追加されることが決まった14日、通勤や通学で岡山と香川を人たちは、「混み合う電車は避けたい」「ウイルスを持ち込まないようにしないと」と気を引き締めていた。また、岡山に事業所がある香川の企業は、情報収集に追われている。この間は、JR瀬戸大橋線が、JR四国とJR西日本で運行されている。
私も新幹線を利用するとなると、必ず瀬戸大橋線マリンライナー号を利用する。特に朝夕のラッシュアワーになると、学生さんが途中の児島駅まで乗っていて、ピークでは大混雑している。1時間に2本あり、高松駅までの所要時間は60分弱、香川県内は坂出駅に停車して、この後は高松駅までまっしぐら。便利な快速路線であります。 特にJR四国にとってはドル箱であり、この乗客が減るとなると、赤字幅が一層増大するのではと心配する。また、全学生の3割が岡山県出身者という香川大学は、緊急事態宣言を受け、同県から通学している学生には、日々の健康観察と行動記録を求めるという。決して岡山県人が持ち込んだというモノではないが、香川大学ではすでに新型コロナ感染者が複数出ている。 目下の香川県も偉そうなことは、決して言える感染者数ではありません。総数では愛媛県の2,601人には及びませんが、香川県総数1,742人、特に5月の連休明け頃から、他の3県を引き離して県はまん延防止等重点措置の対象に含めるよう、政府へ要請したほどです。連休前の感染者が少ない情報を得て、観光客が香川県入りしたのではないかと考えています。 多くの有名うどん店は、大型連休期間中は自粛休業をしていましたが、多賀町1丁目のうどん店は、地元四国新聞に写真が掲載されるほど、連休中長蛇の列を作っていました。私も偶然ですが、この人だかりを見ました。思わず「馬鹿みたい」と、口にしてしまいました。昨今では業界の会議も、中四国開催となると、岡山が広島を超えて俄然多くなってきました。香川は、どうしても岡山とのつながりが深いのです。 逆に岡山高松間の往来をマリンライナー号以外で考えると、バスも混むとなれば、まさか連絡船でもあるまい。ならばマイカー通勤しか方法がないが、では通学はどうすれば良いのか。正しく恐れて、混み合う電車を避けるといっても、やはりマリンライナー号しかないという選択をせざるを得ないだろう。 |