2021,05,11, Tuesday
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、迷惑メールが増えました。そんな中の一つが、以下に転載しているメールです。
シャンプーのTSUBAKIや、スタイリング剤unoなどのCM、あなたも一度は見たことあるはず。資生堂のような化粧品業界は、宣伝費に年間2400億円投じられていて、そのうち1900億円以上はTVCMだと言われています。 が、その資生堂が今後TVCMをやめるらしいのです。え??じゃあ一体 どうやって商品を宣伝していくの? って思いますよね。そう、彼らが今後代わりに使うのは「ネット広告」。ネットに、ほぼ100%移行するというのです。でも、これ実は資生堂に限った話ではありません。 他の企業では、既に宣伝をTVからネットにシフトして、コロナ禍集客に成功している事例が多数あるのです。例えば、人が外に出なくなり苦戦を強いられているアパレル業界。ですが「しまむら」は、好調だとご存知でしょうか?(利益はなんと前年同期比2.3倍!)その大きい要因は、TVCMをゼロにしたのです。 代わりに使ったのは、SNS広告やYoutube広告などのデジタル広告。その結果、TVCMをゼロにしたのにかかわらず商品は売れ、利益が大幅に上がって「しまむら」は好調だったのです。さらに、不動産であれば積水ハウス、ホテルならアパホテルがネット化に転換し上手くいっています。 業界が冷え込む中、うまくいっているのは決まって「ネット化」に対応しています。これからの時代、ネット化が生き残る道というのも、ネット化の波は今後も収まらないどころか、コロナによって数十年分加速したと言われているのはご存知のはず。だからこそ、今のうちにネット化するのが絶対に必要ではないでしょうか? 確かに私も、ユーチューブを見る機会が多くなりました。インターネットメールから誘導されたりします。その間にもCMが流れます。スキップすることも出来ますが、テレビではお目にかかれないCMもふんだんに流れています。確かにテレビCMに比べると、格安だろうと想像します。従って頻繁に流れています。 この現象、私はネット広告が増えたということより、テレビCMが減ることが心配です。地方テレビ局はこの先、どうやって食っていくのだろうか。KSB瀬戸内海放送も大きな本社ビルを建てましたが、東京のキー局との関係も必ずしもこのままとは限らない。何があるかわからなのが、最先端企業の栄枯盛衰です。ハイテクは、旬が短い傾向にあります。 |