2021,05,08, Saturday
何と新型コロナウィルスの新規感染者数が、昨日の50人に続き本日78人という過去最多の陽性者を出している。これは大変なことになった。大型連休の過ごし方が問題になったのかもしれないが、過ぎたことで感性的に悩んでも仕方がない。これからの対策で、新型コロナウィルス変異株を押さえ込まなければ、本当に命も危ない。
県は8日、独自の非常事態宣言を発令し、6段階ある警戒レベルを初めて最高の「緊急事態対策期」に9日から引き上げることを決めた。今月31日までの間、県民に不要不急の外出・移動の自粛を要請。11日までとしていた飲食店への営業時間の短縮要請は12日以降も延長し、午後9時としていた閉店時間を8時に繰り上げる。加えて酒類の提供は、午後7時までに限るように要請する。 こうなると店を開ける側も営業を諦めざるを得ない、また出かけて行く客も、これでは中途半端で、「やめよう」とはなるだろうが、これまで長くなると、営業面ではどうしようもない。その分だけ補償を県は手厚くするのだろうが、これもいつまで続くか見通せない現状では、互いに辛いモノがある。 飲食店従業員向けの無料PCR検査を追加で実施するほか、介護施設・障害者施設の職員向け無料PCR検査も追加で行うという。時短要請の協力金や、これらのPCR検査を含む35億8500万円の2021年度一般会計補性予算を8日に専決処分している。考え方によっては、十分でないにしろ補償がもらえる店はまだよい。周辺の酒類提供業者や、食材提供業者は少ない補償ももらえていない。 弊社も接客カウンターを天井から手元まで、ビニールシールで覆って営業を続けています。一部ではIT重説や契約を取り入れたり、現地待ち合わせで「接客の接点」を減らすように工夫している。全員がマイカー通勤で、公共交通機関を利用する者はいないが、検温・消毒・マスク使用を徹底している。しかし見えない敵には、これだけ増えているところをみると、これで良いのだろうかと心配する。 また気になるところだが、国民は政府の言うことを『傾聴』していないと言うこと。県知事も、国の方針(例えば大型施設の規制緩和など根拠がない変更)と違う独自の自衛策に出始めた。県下でもワクチン接種が始まったと聞くが、変異株対策はもはやワクチンしかないようだ。ワクチン接種で大丈夫とも言い切れないが、とにかく早くワクチン接種を。 |