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さぬき路の風物詩農業用水路のいで浚い2021
毎年この時期、つまり麦の収穫をして田植えをする頃になると、農業用水路の清掃をしています。農業用水路だから農家だけが取り組むのかと思いがちですが、ここさぬきでは、農業用水路を生活排水路として併用していることから、全戸が清掃に取り組んでいます。ため池からの水路網が文字通り、網の目のように細かくつながっています。

高松市全体では下水道普及率は83.5%と言われているのですが、計画区域に対しての実施施工面積だから、そもそも計画区域に入っていないエリアは、いつまで待っても下水道は完備しない。その替わりと言ったら失礼ですが、今は合併式浄化槽を設置することで水洗トイレ化が出来ている。そして浄化槽で浄化した生活水は、農業用水路に放流される。

これは私のうがった見方ではありますが、農業用水路が完備しすぎていて、下水道の整備が遅れているのかと思います。公衆用トイレにあっても、観光立市を目指すなら『まちなかに公衆トイレがもっと必要ではないですか』と私が市職に問いかけると、『まちなかにはコンビニも多いですから』との答えが返ってくる始末。

行政マンは口をそろえて、『予算がない』という。確かに下水道事業などの土木事業は、莫大なお金がかかるのです。だから整備計画エリアは、元の都市計画区域内の用途地域に限定するとされている。要するに人口密度の濃いところだけに、下水道網を整備することになります。特に高松市は、「多核連携型コンパクトエコシティー」を標榜していて、それ以外への拡大は自ずと限度があるということであります。

さてその水路清掃ですが、弊社周辺の水路と、マンション・アパート周辺の一部も手分けして社員が出向きます。私は自宅周辺の水路清掃を、この商売を初めて約40年、昨年は新型コロナウィルス禍で中止になりましたが、毎年清掃作業に携わっています。土地を扱う商売ですから、排水関係には気を遣っているつもりであります。

拙宅も築後30年を経過しましたが、新築時には『浄化槽』を埋めて、時代と共にさらに浄化能力の高い『合併浄化槽』へと変更しました。法的には『浄化槽』のままで良いのですが、すすんで合併式浄化槽を空いていた敷地内に埋めました。そして今は、下水道が整備されて直ぐにまた下水道放流へ変更しました。アパートが隣接していますから、浄化槽はいまだに4槽あり、清掃後雨水を貯めて非常時に備えています。

従って今は農業用水路の利用はしていないのですが、となりの溝渕啓二氏を誘って、もう10年は二人で『いで浚い』をやっています。ところが今年から、同じ自治会(町会)内に新しい生活者が移り住んで来て、今日の作業は4人でやりました。人海戦術とは上手く言ったモノで、4馬力になったためこれまで開けたことのない念願のマンホールも開けて石やゴミを取り出すことに成功しました。

水路はつながっていて、最後は海へたどり着きます。いつまで出来るか分かりませんが、生活者としての『役目』として、まだ来年も取り組めそうです。今年から自治会長を拝命しています。早めに声かけして、さらに大勢で取り組んで、終わってからまた一杯やりたいモノです。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、今日の一杯はありませんでした。念のために。



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| 社長日記 | 08:58 AM | comments (0) | trackback (0) |
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