2021,04,17, Saturday
流通大手のエッチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは16日までに、傘下のスーパーで画像認識用カメラ付き買い物カートを使った実証実験を始めたと発表した。AI(人工知能)を用いて、カートに商品を入れると合計価格が自動的に集計される仕組み。店員が個別に商品バーコードを読み取る作業がなくなるため、レジ業務の負担が大幅に削減できる。
問題は一度カートに入れた商品を、途中で買うのを辞めた場合のトラブルが心配されるが、来店者の行動データーも集積し、効率的な店舗づくりにつなげようとしている。私も帰社前に近くのスーパーへ立ち寄ることがあるが、1つ2つの商品にもかかわらずレジ前に並ばされるのは、これは苦痛だ。改善は、大いに期待する。コンビニが重宝されるのは、レジ待ちが圧倒的に短時間だから。 実験は、販売時点情報管理システム大手の東芝テックと、4月12日(月)から阪急オアシス中之島店(大阪市北区)で開始。カメラ付き買い物カートに投入した際に、商品名と価格を瞬時に識別する。事前に、全商品の画像をAI(人工知能)に学習させておくようだ。コンピュータが、覚えて識別するのは実に簡単なことだ。数は人間と違って、もう沢山疲れたとは言わない。 来店者はスマートフォンの専用アプリで、購入リストや合計価格をリアルタイムで把握できる。一度カートに入れた商品でも、カートから出したらリストから削除されるという。レジではスマートフォン(スマホ)画面のバーコードをスキャンして会計する。どのようなシステムが今一よく分からないが、中国産システムを使うイオン(ダイエー)より善いように思う。 ダイエの無人ストアー |