2021,04,11, Sunday
昨日の、準決勝戦敗北という重い記憶を抱えながらの本日の3位決定戦。高松商は丸亀城西に対して、延長十回2番浅野翔吾選手のホームランで延長サヨナラ勝ちとした。九回に丸亀城西に追いつかれて10-10となった十回裏高松商の攻撃、1死で打席にたった浅野翔吾選手は、丸亀城西の左腕宮西投手の初球を捉えて、122メートルのバックスクリーン右へと放り込んだ。
序盤に最大8点のリードを奪いながら、前日の準決勝英明戦の悪夢が頭をよぎる。今大会の課題は、何と言っても投手を中心とした守備からの崩れだった。今日の試合でも、野崎隼斗選手の怪我のために今大会途中から出場した井桜選手が、これまでの不振を払拭するようなホームランと3塁打で活躍するなど、打線は11安打とまずまず。 ところが投手は、先発の大平岳投手(右)が三回1/3で8被安打7失点。二番手初登板の柳川投手が1/3を1失点、三番手渡辺和大投手(1年)が四回1/3投げて5安打1自責点。前日初めて投げてみて二回1/3で3自責点、早々に修正をしてきたように思う。彼も坂出附属中学校卒で、秀才のようだ。 怪我で戦列を離れていた徳田叶夢投手は、九回に出てきて1失点。まだ十分な回復が出来ていないようだ。最後は前日六回まで投げた坂中大貴投手が締めて、浅野翔吾選手のサヨナラ打を呼び込んだ。新戦力を試した今大会でもあった。夏に向けて課題はハッキリした。夏の大会が、楽しみだ。 丸亀城西 0107001010 10 高松商業 5131000001X 11 |