2021,03,03, Wednesday
任期満了に伴う熊本県上益城郡山都町の町長選挙が28日投開票され、現職(2017年3月6日から町長)の梅田穣(うめだ・ゆたか=73)氏が、元会社員で新人の有働秀一(64)氏を破り再選を果たした。梅田氏は昨年の米大統領選中、名前を音読したら『じょう・ばいでん』と読めるとインターネット上で話題になっていました。
得票数は梅田氏が6699票、有働氏が1657票で、梅田氏の圧勝となったようです。投票率は67.56%、田舎の集落にしては若干低いかなと思います。梅田氏は「ジョー・バイデン大統領のおかげで、山都町(やまとちょう)を全国区にしてもらった。今後は(そのような)まちづくりに取り組んで行きたい」と意欲を語った。 私も米大統領選に関連した梅田町長(合併後第3代目)の話題をマークして、『山都町』を検索してみました。合併前の2004年7月14日 第9回協議会において、全国公募の中から町名を「山都町(やまとちょう)」に決定。 応募理由は「山の都として栄えるように。山を三と読替え、3町村が栄えるという意味も含む。大和朝廷の「やまと」と同じ響きなので。」実に優雅で、誇りに溢れた町名です。 2005年2月11日 山都町誕生。「山都町」「九央町(くおうまち)」「美山町(みやまちょう)」の3候補の中から選ばれた。熊本でも東端、大分県に近いところにあります。まさに「ぽっんと一軒家」に登場しそうな、山深いところのように見受けられます。世界最大級の阿蘇カルデラを形成する南外輪山のほぼ全域をおさめ、南側は九州山地に接している。 一級河川である五ヶ瀬川、緑川は町内の山間部にある水源を源流とし、分水嶺を境にそれぞれ東西に流れている。標高は、300メートルから1700メートルにあり、そのうち300メートルから900メートルにある居住域については、平野部との気温差は各月平均で4度ほど低く、準高冷地の気候であるとホームページに書かれています。 新聞紙面の片隅のネタですが、梅田町長の言うように、こんな小さな話題でも観光のネタになります。ジョー・バイデン町長に会えるとして、執務室をシースルーにしたら、新名所になるかもしれない。その昔、『ひげの市長・鐘ヶ江管一元島原市長』に謁見した時の感動を思い出します。 |