剣道の四国中学校新人大会は27日、徳島県のうだつアリーナに各県代表の男女各16校がエントリーして団体戦を行い、県勢の『龍雲(りゅううん)』中が男女優勝を果たした。男子は6年ぶり2度目、女子は初。龍雲中学校は、仏生山小と多肥小と三渓小の3校から生徒が集まり、今は高松市教育委員会の中学校でも、超マンモス校となっています。仏生山町には、わが子もお世話になった『剣道スポーツ少年団』があります。
しかし最近の話題として、四国大会で優勝するまでの腕前になっているとは聞いていなくて、28日の四国新聞の報道でビックリしました。生徒数が多くなったから強くなったと言うこともなくはないが、むしろ指導者の長い努力や、生徒らの努力が功を奏したと見るべきだろう。先の少年団は、元県警の北隅重美先生や、娘婿の多田先生が熱心に指導されているとは聞いていた。
県代表の男子チームは、龍雲と土庄と山田と協和の4校、一方女子は白峰、三木と龍雲そして協和の4校が県予選を征して出場した。協和中も男女ペアーで四国大会へ出場している。やはり熱心な指導者がいるのだろう。小中生あたりは、体力差もそれほどあるわけでなく、やはり指導者次第ではないだろうか。
新人大会だから、新チーム結成後直ぐの大会。これからの活躍が、大いに期待できる。新型コロナウィルス禍で、全国大会がどうなるか知らないが、田舎の子が新天地で活躍する姿は、地元のおじさんとしてもうれしい。私が龍雲中に在籍していた頃は、3校の統合後から7年位でした。私はハンドボールをしていましたが、試合に行くと、『龍雲中は紫雲中(当時のマンモス校1,200人ぐらいいたかな)の分校か』と言われたモノでした。今や昔、龍雲中の躍進を楽しみにしています。
そうそう最後に蘊蓄を一つ。『龍雲』とは、江戸徳川高松藩初代藩主松平頼重公の諡(おくりな=戒名)『龍雲(りょううん)≒りゅううんではない』から頂いたモノで、3町のこのあたりは『龍雲地区』と呼ばれています。法然寺境内の『竜雲うどん』も、ここから来ています。法然寺は、松平家の菩提寺であります。