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県出身県外在住大学生の7割がUターン希望
香川県から県外進学した学生の7割近くが、卒業後に県内へのUターンを希望していることが、県のアンケート調査で明らかになった。新型コロナウィルスの感染拡大前の前回調査では6割であった。家族の近くで生活できる点を理由に挙げる学生が増えており、県は「コロナ禍による先行き不透明感が学生の地元志向に繋がったようだ」としている。

調査は、大学生の就職や生活の動向を聞き取り、香川県の次期総合計画に生かすのが狙いで実施された。2020年9月7~23日にウェブで行い、3185人(県外大学生1669人、県内大学生1516人)が回答した。香川で暮らしたいと回答した学生に理由を複数回答して尋ねると、「香川での生活に慣れ親しんでいる」(60.1%)、「香川が好き」(59.2%)に続き、「家族の近くで暮らしたい」が前回から8.5ポイント増の58.2%となった。

私も今から50年前に、Uターンして香川へ帰ってきた組であります。私の場合には、家業の製麺業の継承という『仕事』が明確になって帰ってきました。仕事があるかが一番のポイントになると思うのですが、このように『現状』を見て理解して帰ってくるモノは、それなりのハンディも理解していると思います。

給与は都会が良いに相対的には決まっているし、利便性の追求では都会が勝っている。それを踏まえて求職活動をしたり、自己実現を図るように自らも研鑽をする。先の小欄にも書いたが、良い高校へ行って有名大学へ進学しても、その先の就職はある意味茨の道を歩むことになるやもしれない。仕事も、最初に就職した企業に定年まで在籍するかどうかも分からなくなっている。さらにその後もある。

『人間塞翁が馬』の諺もあり、一喜一憂するばかりが人生ではないと思います。『世のため人のため自分のため』を今から就職する若者に言っても伝わらないとは思いますが、『損得勘定優先』で判断すると結果的に大損に繋がることもあるかと思います。私も『親孝行しないか』という義父の言葉から、結果的に『製麺業』から『不動産仲介業』へ転職しました。

卒業して麺業を7年間、その後不動産仲介業と両方を7年間、その後麺業一式を『社会福祉法人竜雲学園』に譲渡し、そして今日まで今の『不動産仲介業』に従事して40年近くになりました。全く畑違いの仕事ですが、前職での知識経験が今に大いに役立っています。少し遠回りかもしれませんが、経験体験は決して無駄と言うことはないと思います。その時その瞬間を、ベストを尽くすことかと思います。

香川県は、「地元への関心が高い学生の県内定着を図るため、若者に魅力のある働く場を創出していきたい」としている。今まで本州からの離島であった四国、特に香川県は災害が少ないことは自明だったが離島だと理由で企業や工場の進出が少なかった。今や四国も、3本の瀬戸大橋でつながっている。

今のサプライチェーンが災害のため機能していない九州や東北地方に比べて、香川県の立地は悪くないと思うのです。確かに広大な土地は少ないかもしれませんが、『巨大』はむしろ避けるべきです。ほどほどを分散して配置する。加えて日本一の小県全域にWi-Fi網を。少子化対策として県は『若者のマッチング機会』を提供していますが、若者が県内に就職するとおのずと結婚・出産につながります。『安全安心』が、今の若者には一番かもしれません。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5164 |
| 社長日記 | 09:24 AM | comments (0) | trackback (0) |
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