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県内の外国人労働者は過去最多
香川労働局のまとめによると、県内で働く外国人労働者数(2020年10月末現在)は、前年同月比2.4%増の1万422人だった。統計を開始した07年以降で最多を更新したモノの、前年からの増加率は6年ぶりに10%を下回った。新型コロナウィルスの感染拡大に伴う雇用情勢の悪化に加え、感染拡大で渡航できなかった人がいたことから、増加率が鈍化した。国別では、ベトナムが中国を上回りはじめて最多となった。

県内の外国人労働者数は、2015年に5千人を超えて以降、人手不足の深刻化や日本人若年層の3K現場での労働回避などから急速に増加しており、毎年二桁の増加率で推移していた。弊社にも、外国人労働者の居住用賃貸物件の斡旋依頼が来ていたが、そのほとんどが『社宅扱い』でした。それでも総務担当者が24時間付き添っているわけではなく、生活習慣の違いからのトラブルもありました。

そんなこともあって最近の傾向として想像するのは、『自社物件での居住』に替わっているのではないか。外国人労働者を雇用している企業では、その数が一人でなく数人となっている場合が多くなっていて、中にはグループ会社全体で、外国人労働者居住建物を手配しているように見受けられます。私の耳に届くトラブルは、ほとんどなくなっています。

20年の労働者を国別でみると、先に述べたように1位ベトナムが3184人(30.6%)、2位中国人2782人(26.7%)、3位フィリッピン1481人(14.2%)、4位インドネシア905人(8.7%)、その他19.9%となっている。いずれにしても東南アジア人で、われわれからは区別がつかない。彼らに共通しているのは、自転車移動が圧倒的に多い。コトデン琴平線車内で見かける彼らには、オイスカ四国研修センター(綾川町陶5179-1)の研修生も散見される。

在留資格別では、技能実習が前年同比0.9%増の6275人で最多。日本人の配偶者など身分に基づく在留資格が同6.2%増の1860人、留学など資格外活動が同3.0増の896人で続き、ワーキングホリデーなど特定活動(同8.1%減)を除いて前年を上回った。新型コロナウィルスの感染拡大がなければ、軽く1万2千人ぐらいになったのではないか。肌感覚では、外国人労働者が確実に増えているように思います。

この影響か三豊市が、県内初の夜間中学の設置準備に入りそうだ。県内の外国人労働者は西讃に集中していて、三豊市内には約千人の外国人が暮らしており、日本語などを学びたい外国人や不登校を理由に小中学校に通えなかった人らのニーズが、一定程度あると判断した。実施したアンケートでも、「外国人であり、日本語や知識・技能を学びたいから」という意見が30%程度あった。

夜間中学を設置する場合、文科省から準備の2年間、開校後の3年間に事業費の3分の1をそれぞれ上限400万円、250万円の範囲で補助してもらえる。問題は、その後の取り組みだろう。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5159 |
| 社長日記 | 09:39 AM | comments (0) | trackback (0) |
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