2021,01,20, Wednesday
4年ごとの1月20日、つまり2021年1月20日の午前中(日本時間20日午後10時すぎ)、米国第45代ドナルド・ジョン・トランプ大統領が、ホワイトハウスをあとにした。150年ぶり、新旧大統領の交代式が行われずトランプ大統領はバイデン新大統領の就任式に欠席した。トランプ大統領の恨み節が聞こえてくるような、そんな幕切れだったように思います。
今回の大統領選挙は、不正があったと言われているのだが、それは前回(2016年11月選挙)の大統領選挙でも似たような現象があったという。不正ではないが、クリントン候補がトランブ候補より得票数では勝りながら、選挙人制度という独特なシステムでトランプ大統領が誕生した。しかし2020年11月の選挙は、明らかな不正投票があったと一部で言われている。私もそうではないかと、疑っている。しかしアメリカ合衆国大統領は、ジョー・バイデンに決まった。 その真偽はここでは問わないが、トランプ大統領(共和党)がプラスでもマイナスでも、自分の考えを実行したというのは間違いのない事実だろう。特に顕著なアクションプランは、『対中政策』と『対朝政策(北朝鮮対策)』が挙げられる。前政権のオバマ大統領(民主党)がノーベル平和賞を貰うぐらい、争いごとを極力避けていたのと、対照的でありました。 私も何かと波風をおこして迷惑がられている一人ですが、私とアメリカ合衆国大統領とは当然違う。それなのに敢えて、トランプ大統領は物議を醸し出しているように感じます。いずれにしても、超過激だったトランプ大統領の4年間が終わりました。あっという間の4年間、しかしまだまだ道半ばという感じもあります。 このところアメリカ合衆国に依存している日本の将来について、私は心配だと小欄で書いていますが、アメリカ大統領に誰が就任するか、コロナの変異種株が市中感染しているか、そんなに大きなテーマに神経を尖られていても仕方がないのですね。自分の足元を見ながら、背丈に合った仕事をしていきたいと、改めて心に刻みました。 トランプ大統領は下品でしたが、たった4年間で、後世の歴史家が『有言実行』の大統領の一人だったと評価するかもしれません。やんちゃ坊やのドナルド・ジョン・トランプが去って、少しパワーの落ちた良識派のジョー・バイデンの登場。バリ協定への復帰、WHO(世界保健機関)への復帰など良識派の活躍が世界中で期待されています。 |