2020,12,17, Thursday
わが高松栗林ライオンズクラブが例会場として使用している、高松市玉藻町の『レグザムホール(香川県民ホール)』は、新型コロナウィルスの感染防止対策の一環として、フランスの国際認証機関ビューローベリタスが全世界共通で感染症などの衛生基準を証明する『セーフガード・ラベル』を取得した。劇場での取得は、国内初という快挙。一層安全性が担保されたわけです。
12月にもイベントが入っているレグザムホール(香川県民ホール)は、瀬戸内海を見下ろす玉藻城公園の一角に位置する。大ホール棟と小ホール棟が並んで立っているが、指定管理者の穴吹エンタープライズ(高松市・穴吹忠嗣社長)が、創意工夫で頑張った証ではないか。施設自体は何も変わらないが、そこに息吹(『セーフガード・ラベル』取得)を注ぐのが指定管理者の手腕ではないか。 特にこの新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、心配されるイベントの実施だが、「密閉・密集・密接」を避ける企画案が世界基準に達したというのは偉大だ。「偉大な人物の行動の成功は行動の手段によるよりも、その心の純粋さによる」と言われている。何としても『安全の証』がほしいところだが、その一つに勿論国際認証機関ビューローベリタスの国際衛星基準達成証明は十分である。 同機関は、世界各地で検査や認証を手がけている。同ラベルは4月に新設され、世界保健機構(WHO)や国際労働機関(ILO)などのガイドラインを基に、感染予防策や安全・衛生基準を策定。16日時点で、オフィスやホテル、商業施設など102カ国以上の3872施設、国内では同ホールを含め10施設に発行されている。 同ホールは用途ごとに館内衛生や接触・飛沫感染の防止、イベント主催者や来場者への注意喚起、従業員への指導など約60項目について書類審査や現場検査などを実施している。高い安全・衛生基準を達成したとして、2日付で取得した。半年ごとの更新が必要なため、更なる取り組みの徹底を図る。半年ごとは大変だ。 同時に指定管理者の穴吹エンタープライズは、指定管理者として運営する『高松市林町のサンメッセ香川』や『ハイスタッフホール(観音寺市民会館)』などでも同ラベルの取得を検討するとしている。指定管理者独自で施設の改善は出来ないが、ソフト面でのこうした努力がこれからの大きな一歩につながる。 穴吹グループは、来春屋島西町の『旧高松テルサ』施設を高松市から譲り受けて、観光支援事業専門の3年生短大を創設する。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、『観光斜陽』の今ではあるが、俗に言われるコロナ後(アフターコロナ)の取り組みは今でしょう。災害対策に特化した『創造工学部』の新設も議論され始めた香川大学もともに、地元の限られた資源として一花二花咲かせて貰いたい。 L長尾光春、元L三村和馬おめでとうやったね。 |