2020,12,15, Tuesday
菅義偉首相は14日夜、新型コロナウィルスの感染症対策本部会議を官邸で開き、観光支援事業「Go to travel」を今月28日から来年1月11日までの年末年始15日間、全国一斉で一時停止すると発表した。その後12日からの扱いは、改めて判断するという。終息に至らなければ、再度延長も考えられる。
あくまでも経済をまわすと「Go to travel」停止には否定的な政策を貫く菅義偉首相だったが、感染拡大に歯止めが掛からない状況を踏まえ、医療専門家の意見に耳を傾け全国的な運用見直しに方向転換したモノとみられる。大衆の意見(世論調査)に非常に敏感な宰相です。飲食店などの営業時間短縮も、延長する意向を示した。年末年始をにらみ、協力金の単価を倍増し、最大で1カ月あたり120万円とする。これには異存がない。 国内での新型コロナウィルスの新規感染者は、12日に過去最多の3千人超を記録。香川県でも、累計200人の大台に乗った。医療現場の逼迫への懸念が広がっている。全国一斉の28日前、従来の札幌市、大阪市に加え、東京都を目的地とした利用を18日から停止する。加えて、名古屋市を目的とした利用も停止。東京と名古屋を出発する分は、利用の自粛を求めた。 また患者を受け入れる医療機関に、医師や看護師を派遣した際、派遣元の医療機関が受けとる補助金の額を倍増することも決めた。医療関係者のボーナスが減額になっているのは、私立公立病院という差があっても、減額というのはモチベーションが下がる。何とかここも、手当てが必要ではないか。死んでしまったら何にもならない。生きていたら、ワクチンも出来て来てどうにかなりそうだ。 |