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高松ひだまりカフェでチターコンサート
古民家カフェ圓座柴田で、11月16日(月)13:30分から標題のコンサートがありました。かみさんが小中学校時代の『ご学友』と実家近くの里山へ登ったり、お茶したりしている仲間数人としめしあわせて、『チターコンサート』に集まっています。参加者は20~30人ですか、私は『ご学友』に進められて一番前の席にいます。後ろのことは、見えません。

チターと聞くと、映画『第三の男』の中に挿入されていたあのメロディーが思い出されますよね。映画『第三の男』のテーマソングをアントーン・カラスが弾いて、一躍有名になった楽器としても知られています。チターはヨーロッパのドイツ、オーストリア、スイスのアルプス地方を中心に弾かれている民族楽器です。

日本の琴のように、ボディーの上に弦が横に張られ、5本のメロディー弦と35本前後の伴奏弦からなっています。机の上に置いて、指や爪ではじいてメロディーと伴奏を同時に演奏するのです。琴に似ていると言いましたが、サイズは琴の半分以下。大正琴に似ていますかね。

右手親指につけた、プレクトラムと呼ばれる爪を使って弾きます。当然両手を使いますが、左手は5本のメロディー弦を、右手は3本の指で伴奏弦をつま弾きます。どちらかというと、スイスなど湿度の低い場所で生まれて盛んに演奏される楽器で、日本のように湿度の高い場所では、音の鳴り方が違うのだそうです。

また修道院などで、ミサ以外のオルガンを用いない小規模の礼拝行事の伴奏楽器としても用いられて来た。こちらはチロル地方に限らず、ヨーロッパの広範囲の地域において見られるものであります。本日の奏者は、内藤敏子さんと地元円座在住の中井護さん。内藤敏子さんは、東京から月一のレッスンに合わせて、本日のミニコンサートとなったようです。

ネット検索すると、内藤 敏子(ないとう としこ)氏は、ツィター演奏家。アジアで唯一のチター・アカデミーである内藤チターアカデミー主宰。武蔵野音楽大学短期大学弦楽科卒業(ヴァイオリン専攻)。卒業後はスイスに留学。ツィターとヴァイオリンの共演がきっかけとなり、ツィターの魅力を知る。『チター』と『ツィター』は、もちろん同じモノです。

チューリッヒにて十数年間、ツィター界の実力者として名高いJ.コーザに師事。アントーン・カラスやルーディ・クナーブルからもレッスンを受ける。また並行して演奏活動。スイスにてツィター演奏家として、またツィター教育者としての資格を取得。

親交のあったアントーン・カラス家からは映画「第三の男」に関する多くの未公開資料を託され、著書『激動のウィーン「第三の男」誕生秘話―チター奏者アントン・カラスの生涯』(2001年8月、マッターホルン出版 ISBN 4901600001 )を出版したほどです。残念ながら今は、絶版になっているようです。

帰国後は、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団をはじめとするオーケストラとの協演、「名曲アルバム」、「題名のない音楽会」などテレビ、ラジオなどにも出演。ソロコンサートや講演会も行う。一方で東京・埼玉・神奈川・香川の教室にて、後進の指導にあたる。日本チター協会会長。 秋篠宮妃紀子さんの、ツィターの先生としても知られている。

その大先生と、1メートルの至近で演奏を聴いたわたし。共演の中井護氏は、『内藤チターアカデミー高松校』の生徒。プロフィールには、近代文学や昭和史、映画に興味を持つ元歯科医と書かれています。映画への造詣は、深いモノをお持ちのようでした。語りも、なかなかの才能でした。

最後の『ふるさと』斉唱は、『盛和塾塾長例会』の最後、ソールメイトみんなで肩を組んで歌ったのを思い出しました。良い時間を過ごせました。かみさんの『ご学友』にも感謝。






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| 社長日記 | 09:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
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