日曜日の8時前から、『秩父宮賜杯第52回全日本大学駅伝対校選手権大会』の様子が実況されています。出雲駅伝大会が中止となり、久しぶりの全国駅伝です。大学駅伝と言うと、『東京箱根間往復大学駅伝競走大会(箱根駅伝)』が有名ですが、『箱根駅伝』は関東陸連に所属している大学、つまり関東圏の大学に参加が絞られている大会です。一方今日の『第52回全日本大学駅伝対校選手権大会』は、全国区の大会です。
最終区間の8区に王者3校(青山・駒澤・東海)がひしめき合い、7区トップを快走していた青学大が、その差30秒をあっという間に追いつかれ、置き去りにされて駒澤・東海の2トップで伊勢神宮の鳥居をくぐり抜けました。残り3キロと言われながら、東海大の名取燎太選手と駒澤大の田澤廉選手が並んで走っています。その後残り1キロを切ったところで、田澤廉選手が抜け出し6年ぶり13回目の日本一に輝きました。
そして明治大が3強と言われていた青学大を抜いて、3位でゴールを駆け抜けました。序盤トップを走っていた早稲田が5位、6位東洋、7位帝京、8位順天堂ここまでが次回大会のシード校になります。國學院以下は、予選会を勝ちきり本戦に参加が許されます。それだけ各校とも、来年のことを考えて、後輩にシード権をプレゼントすることを目指して、たすきを繋ぎます。
駒澤大学の大八木弘明監督は、喜びを語る前に「大会開催に感謝を述べ」さすが名物監督の気配りに感心しました。それがまた、勝利選手のコメントにも入っています。大会関係者は、「出来ないことを並べないで、どうすれば全国大会が開催できるか」、その一点で大勢が前へ進んだと言うことでした。私も開催に大賛成です。この後クラスターが発生したとしても、開催の価値はあったと思います。
連覇の掛かった東海大の両角速駅伝監督も、負けたことより開催できたことに感謝し、 捲土重来を誓っていました。8人で繋いだ100キロ6時間、面白い手に汗握る若武者の戦いでした。そのあい間と言ったら失礼ですが、秋季四国地区高校野球大会第4日の決勝戦が、10時から高知春野球場で行われました。
高知県1位代表の明徳義塾と、愛媛県1位代表の聖カタリナの戦いは、5-1で明徳義塾が四国王者の1位、聖カタリナが2位で共に来春の選抜大会の切符を確実にしました。聖カタリナは女子校から共学校になり、創部5年でこの地位まで勝ち昇りました。愛媛の済美、香川の英明も同じように創部し、今は共に強豪校であります。
母校高松商も大会に参加しましたが、高知高に勝ったものの、聖カタリナ高校に負けて選抜の夢が消えました。それだけに、聖カタリナを応援していましたが、前日の準決勝戦でエース桜井が延長12回170球余投球し、先発は初出場の控え投手になり、これには驚きました。結果1-5で明徳義塾が勝利、試合巧者でありました。
これまでは日曜日が勤務であり、昼食を取りながら横目で見ていたモノでしたが、今日は私の休日。テレビ観戦の後に、ケルヒャーで自宅の屋根を洗いました。隣のアパートの壁面塗装をしているために、足場があります。2週間前は井戸水で洗浄をしてみましたが、水圧が足りなかったのか思うような成果が上がりませんでした。今日は、満足のいく結果でありました。