2020,10,20, Tuesday
18日に行われた東京六大学秋季リーグ戦、慶大-明大で兄弟対決が実現した。慶大・植田響介捕手(4年)が、8回代打で出場。「5番・捕手」で出場した明大の弟・理久都(3年)と、打者と捕手の至近距離で対峙した。2人は高松商出身で、2015年の明治神宮大会で全国一に輝いたチームのメンバー。「両親も喜ぶと思う」と、インタビューに答えている。
明大のドラフト1位候補、入江大生投手(4年)と対峙した兄の響介。捕手の弟・理久都はカウント0ー2から3球目にカーブを要求し、センターフライに打ち取った。響介は打席のみで守備につかず、交代。フル出場した理久都は2安打を放ち、存在感を発揮した。試合は2-2で引き分けている。ここまで慶大の1勝1敗であったが、翌日の試合は、7-2で慶大が勝利して勝ち点1を上げている。 兄弟出場となった弟の植田理久都は「フレッシュリーグで対戦していたが、リーグ戦で互いにグランドに立てたのは両親も喜ぶと思う」と喜び、視線が合わなかったかと指摘されると「お互いに意識していたのかもしれない」と笑った。15年の秋の明治神宮大会は、兄の植田響介(当時2年)が「4番・捕手」、弟の植田理久都(当時1年)が「6番・一塁」で優勝し、日本一を達成。翌春の選抜も決勝進出し、智辯学園(奈良)に敗れたモノの、準優勝した。幸運なことにどちらの試合も、私はグランドで見ていました。 慶大に進学した植田響介(頭脳明晰・英語実務科)は、2年春にリーグ戦デビュー。全て代打で通算8試合に出場し、7打数2安打1打点、打率.286。1年遅れで明大に進んだ植田理久都は、1年秋にリーグ戦デビュー。この秋から正捕手に定着し、通算12試合で27打数6安打1本塁打5打点、打率.222の成績を残している。渡辺和大投手(1年)の御尊父渡辺正司さんからの情報で、SPORTSBULL(神原英影)氏の記事を転載しております。 明日は、四国大会の組み合わせ抽選があります。高松商は、3県の二位チームと対戦しますが、初戦が24日(土)もし勝てば、翌25日に2回戦に臨みます。二つ勝と、選抜出場も視野に入ってきます。私もグランド入りできそうなので、見てまたご報告します。 |