2020,09,26, Saturday
秋季四国地区高校野球香川県大会が、週末休日利用で順調に試合を消化しています。26日のレグザムスタジアム2回戦、高松商は初回の表、1点を先取しながらその裏2点を獲られ、この試合がシーソーゲームになる予兆を感じた。その後両チーム共に1~2点を奪い合い、7回を終了して高松商5-6丸亀で、雰囲気が悪い。
先発坂中大貴投手も、悪くはないように見えるが、5回までで5点を献上した。内野手も心配していたエラーが3、それで失点した場面も3回にあった。6回の頭から背番号11の徳田叶夢投手が登板したが、初戦の好投に比べて、野手エラーや四球で、1失点してしまった。何と無く『ピリリ』としない投球だった。それでも8回、9回はともに2三振、最後の打者も三振に抑えた。 圧巻は8回表高松商の攻撃。1点ビハインドで迎えた攻撃の1番末浪佑絃選手が、今日3本目の安打(6打数4安打)で口火を切って、3番浅野翔吾選手のライトへ2塁打、5番藤井陸斗選手の四球など、さらに6番山崎悠矢、7番石橋颯、8番渡辺升翔各選手の安打で、この回4点を奪取して逆転、丸亀の8回9回の攻撃を三振4で抑えた。 印象として、だらだらした流れの試合になってしまった。やはり守備だろう。長尾健司監督も今年のチームは、『守備中心』と言う。次の来月3日までの1週間、守備は今一度鍛え直すことが求められる。投手は、両投手共に『剛速球』がない。左腕の坂中大貴投手が技巧派で多彩な変化球でかわしている。次の試合は、坂中大貴投手だろうか。 後半戦を予想すると、10月10日(土)の対英明戦が鍵だろう。ここで勝利したら、決勝戦が翌11日(日)は、尽誠学園が相手だろう予想するが、このあたりは連投になるかどうか。いずれにしても、英明に勝たないと四国大会の出場権がない。また2勝なのに、先の段取りばかりしていては笑われそうだ。次の相手は、今日決まる。 |